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令和忍法帖

青柳碧人

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784163919409
ISBN 10 : 4163919406
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2025
Japan

Content Description

普段は会社員、キャバクラ嬢、私立小に通う小学生―しかしひとたび事件が起これば、命をかけて日本を守る!忍者はあなたのすぐそばに。現代まで忍法を受け継ぐものたちの日常と活躍を描く連作ミステリ短編集。

【著者紹介】
青柳碧人 : 1980年、千葉県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。2009年、「浜村渚の計算ノート」で「講談社Birth」小説部門を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    青柳 碧人は、新作中心に読んでいる作家です。本書は、令和甲賀忍者末裔ユーモアミステリ連作短編集でした。 オススメは、「天高くアルパカ肥ゆる」&「アイリよ銃をとれ」です。 https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163919409

  • パトラッシュ

    映画『アンダーニンジャ』が公開されるなど、令和になって忍者への興味が高まっているのか。ただ映画はそれなりのバックを設定して敵との戦闘がメーンのエンタメに徹しているが、青柳さんはラノベ調で一貫しているため軽すぎて乗り切れない部分がある。山田風太郎ほどのエロや奇想天外さもなく、令和の世に忍者を強引に出しただけの感じが拭えないのだ。使われるトリックや物語の着想に面白いものはあるが、どの作品も忍者を出す必然性が乏しい。いっそ日本史の裏にひそむ巨大な秘密が暴かれるハチャメチャなドタバタ劇に開き直ったら面白かったか。

  • 麦ちゃんの下僕

    Audible+単行本。現代の日本にも甲賀流忍法を継承する“忍者”がいて、一般人同様の社会生活を送りながらひとたび警察の要請があるとその能力を活かして事件に立ち向かう…という連作短編集。5つのエピソードでそれぞれメインとなる“忍者”が異なり、どんな所にも上ることができる会社員や、どんな毒を飲んでも死なない料理人、手裏剣の達人であるキャバ嬢など、登場するキャラは皆かなりユニーク(笑)…中でも懐中殺(=スリ)の名手であるクールな小学生「セイラ」と、潜水術の達人である“残念なイケメン”「新八」が良いですね!

  • R

    令和を生きる忍者たちのお話。滑稽話という感じで、様々な忍者の末裔たちが、未だ普通の仕事しながら忍者仕事もやっているという設定で、様々な敵と戦うという漫画みたいな物語だった。忍法が様々でてくるのも面白いのだけど、やたら暗号解読が出てきて、そのあたりは忍者がどうしたというより、作者の趣味が暴走してんじゃないかという感じで楽しかった。本当の忍者は、もっと忍んで暮らしているんだろうななどと思ったりした。

  • タイ子

    ニンニン!てことで徳川の時代を支えた忍者たちが令和の今ここに見参!甲賀忍者の末裔たちが現代社会の中に身を隠し普通の生活を営みながら、いざという時に結集するという何ともスリルとスピードに満ちたミステリな作品。何がすごいって忍者たちそれぞれが持ってる特技が面白くて、どんな所でも(スカイツリーとか)登れる手足、必殺掏摸名人、どんな毒でも死なない免疫身体、長時間水中活動できる潜水男など事件が起これば特技を披露するものだからツッコミも忘れる面白さ。あの三億円事件も忍者が絡んでた?!現実を忘れて楽しみましょう!

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