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F-2の科学 知られざる国産戦闘機の秘密 サイエンス・アイ新書

青木謙知

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784797374599
ISBN 10 : 4797374594
Format
Books
Release Date
April/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

日本独自のF‐2とはどんな戦闘機なのか?2000年から配備が始まったF‐2は、日本の防衛に最適化するべく、すぐれた対艦・対地戦闘能力を備えたマルチロール・ファイターです。F‐16をベースにしていますが、開発の主契約社は三菱重工業であり、国産戦闘機といっても過言ではありません。東北地方太平洋沖地震で発生した津波により18機が被災しましたが、13機が修理中で、F‐35の配備後も現役機として運用されます。本書ではこのF‐2に注目し、その秘密を科学的に解説します。

目次 : 第1章 F‐2の基礎知識(F‐2は実質的に多用途戦闘機/ 要撃戦闘機と支援戦闘機とは? ほか)/ 第2章 F‐2のテクニカル・ガイダンス(機体構造/ コクピットの概要 ほか)/ 第3章 次期支援戦闘機(FS‐X)計画の全貌(FS‐X計画のスタート/ 検討対象 ほか)/ 第4章 F‐2の配備と装備部隊を知る(第3飛行隊/ 第6飛行隊 ほか)/ 第5章 歴代の支援戦闘機を振り返る(アメリカから供与されたF‐86F/ F‐104の導入と支援戦闘機の関係 ほか)

【著者紹介】
青木謙知 : 1954年12月、北海道札幌市生まれ。1977年3月、立教大学社会学部卒業。1984年1月、月刊『航空ジャーナル』編集長。1988年6月、フリーの航空・軍事ジャーナリストとなる。航空専門誌などへの寄稿だけでなく新聞、週刊誌、通信社などにも航空・軍事問題に関するコメントを寄せている。日本テレビ客員解説員

赤塚聡 : 1966年、岐阜県生まれ。航空自衛隊の第7航空団(百里基地)で要撃戦闘機F‐15Jイーグルのパイロットとして勤務。現在は航空カメラマンとして航空専門誌などを中心に作品を発表するほか、執筆活動やDVDソフトの監修なども行っている。日本写真家協会(JPS)会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • モモのすけ

    戦闘機は機能的で美しいなあ。無駄なものがない。乗ってみたい。「F-2は、F-16に日本の最先端の独自の技術を組みあわせた独特の戦闘機となったのです」

  • 無重力蜜柑

    性能、装備、運用方法、開発経緯、配備部隊などがまとまっていて分かりやすい。F16を国内向けに改修した機体らしいが、FSX計画が持ち上がった時点では(ホーネットはともかく)トーネードも候補だったというのは意外。軍用機が時代や国に独特の軍事環境(日本の場合は島国かつ専守防衛の平和主義国家)から導き出された用途に従い、コストと技術力と政治の駆け引きから生み出される過程がよく分かる。青い塗装が格好良い。写真は豊富だが、この手の本はもっと出典を明記してほしくも思う。

  • C-biscuit

    古本購入。読みたい本に登録していたが、もうなぜ読みたかったかが不明であるw。この本は、F-2というF-16のような形の戦闘機の話である。昔FS-Xという時期支援戦闘機の話がニュースを賑わせていた記憶が微かに残っている。それがこのF-2である。F-16をベースに三菱重工が開発した国産機であり、対艦戦闘能力が向上されている。F-1という国産機があったようでそれで、F-2ということを理解した。この本では、F-2に搭載可能な兵器についても詳しく説明されている。一番良かったのはすごく綺麗な写真である。かっこいい。

  • 文章で飯を食う

    F−16のイメージが強かったが、かなり手が入っているんだな。面白い本でした。

  • ふぇるけん

    戦闘機に関してはほぼ知識ゼロだったので、用語を追うのに時間がかかってしまった。F-2を含めた戦闘機の機構についてざっくりとは理解できたかな。また日本の戦闘機の変遷も書かれていて参考になった。やはり最先端の技術の粋というのは軍事用から始まってしまうのはやむを得ないか。。。

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