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誰も書かない中国進出企業の非情なる現実 祥伝社新書

青木直人

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784396113278
ISBN 10 : 4396113277
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

中国進出日本企業の実態とは、どのようなものであろうか。何をするにも役人への賄賂が不可欠で、寄付の強要も日常茶飯。政府の思惑ひとつで決定は簡単に変更され、昨日の順法が今日は違法。日本大使館はあてにならないばかりか、中国の立場を代弁する場合すらある。近年の中国経済の成長鈍化、人件費の高騰、労働争議の頻発に伴い、欧米企業が撤退を急ぐ中、多くの日本企業が破綻に瀕し、さらには撤退しようにもそれすら許されないという蟻地獄に陥っている。その実態は、当該企業の口からはもちろん、マスコミも絶対に書かない。

目次 : 序章 本当は恐ろしい中国ビジネス/ 第1章 全日空―「井戸を掘った人」が受けた仕打ち/ 第2章 王子製紙―ストップした工事の行方/ 第3章 森ビル―上海に建てた「世界一」の高層ビル/ 第4章 労働争議に立ち向かう自動車メーカー/ 第5章 伊藤忠―人脈ビジネスの破綻/ 第6章 伊藤忠の代理人、丹羽「中国大使」の退場/ 終章 中国をつけ上がらせた歴代中国大使の「大罪」

【著者紹介】
青木直人 : ジャーナリスト。ネット紙「ニューズレター・チャイナ」編集長。1953年、島根県生まれ。中央大学卒。中国問題に関する緻密な取材力と情報収集力に定評があり、中国・東アジア関連の著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • HMax

    中国で成功するには共産党とのパイプが必要。やっと築いたパイプも下克上で何年かに一度は清算される。そんな中でどうやって継続的な利益を出すことが出来るのか?共産党一党独裁、人権軽視は変わりませんが、トイレを筆頭にかなり清浄化が進んできた。国民の教育レベルもアップし2018年大学進学率は50.6%。第四次産業革命でトップに躍り出るのか?いずれにせよ、一党独裁で反日教育が徹底されている現状では現状維持から縮小が最善策ではないでしょうか。

  • T坊主

    この本を読んだ経営者なら今の共産党独裁の中国にはいけないでしょう。でもまだ多くの企業が行っているようですが、いい情報しかみないのでしょうか? 大手のマスコミの報道しかみていないようでは経営者失格? 色々な分野の情報を収集して分析、判断するのが経営者のはず。そこに将来の明暗が分かれるのだが。儲けることに目がくらんで、判断ミスをしているのでしょう或は従来のしがらみでついていかざるを得ないのでしょう。日中友好は日本人の一方的な思い込み、彼らから見れば、投資や技術を盗むためのリップサービス、演技に過ぎない。

  • トラビス

    チャイナリスクや中国から撤退する日本企業の悲惨な状況をメディアが正面から報じないが為に、中央では中国撤退コンサルタントが繁盛しているというのに、地方では中国の成長は鈍化したものの13億人市場はやはり魅力であると中小企業経営者へ誇大に語り、進出を促す“周回遅れ”のトンチンカンな経営コンサルタントが未だに存在している。中国共産党幹部の腐敗はともかく、善意の日本人を自分の商売の為に利用する反日日本人は許せない。

  • Mark X Japan

    反日暴動が起こる前から、チャイナリスクは予想できたと思いまりす。個人的な予想ですが、周体制中に分裂もしくは共産党支配の終焉を迎えそうな気がします。経団連は死の商人ですね。アベノミクスも上手くいかないときは、彼らが儲かっても屁理屈で内部留保にして、給料・ボーナスを増やさないのが原因でしょう。小泉・竹中時代も同じことで、好景気でも日本経済の成長を止めた実績がありますから。あと、ネットで某自動車の大手企業が魂を売ったと言われている理由が、本著を読んで分かりました☆:4.0

  • mmaki

    日中友好の名の下に日本が中国に援助協力しても、中国からは何も返ってこない。それは「日本特有の幻想や誤解」にすぎない。これは日韓の関係でも言えることだ。どの国相手にも言えることだけど、相手の出方をよく調べた上での戦略をなぜ立てないのか。日本は「友好」という言葉に幻想を抱き過ぎだ。しかしトヨタの件は知らなかった。「国益を優先する企業を応援する」ことの難しさよ。

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