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大島弓子fan Book

青月社

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784810912791
ISBN 10 : 4810912795
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

その奇跡は、あまりにも美しい。

『綿の国星』『グーグーだって猫である』『キャットニップ』「バナナブレッドのプディング」「秋日子かく語りき」――
数々の名作で知られる少女マンガ界の伝説・大島弓子。待望のファンブックが登場!
約170点ものイラスト掲載に加え、嶽本野ばら、東浩紀、松田青子、坂本美雨、二ノ宮知子、萩尾望都といった豪華執筆陣による寄稿・インタビュー、作品・キャラクター解説、名シーン集、カバーコレクション、初期30作への本人コメントと初出掲載時の扉絵など
ファンはもちろん、はじめて大島弓子の世界に触れる方も楽しめる内容になっています。

【目次】

カラーイラスト集
大島弓子――それは終わらない奇跡 三浦沙良
イラスト集
大島弓子にまつわるA to Z
selected scenes
引き籠る勇気 嶽本野ばら
大島弓子との三つの出会い 東浩紀
カバーコレクション1『シンジラレネーション』
リンスされた世界 松田青子
愛猫家からみた大島弓子 坂本美雨
カバーコレクション2『鳥のように』
大島先生のアシスタントだったころ 二ノ宮知子
カバーコレクション3『ロマンと叙情イラスト傑作集』
大島弓子にあこがれるまで 山口美生
カバーコレクション4『さようなら女達』
ユミコ風 萩尾望都
「ハッピィエンドの女王」元担当者の顛末 松岡博治
カバーコレクション5『大島弓子選集 第1巻 誕生』
大島弓子さんを追いかけて 山田美己子
カバーコレクション6『雑草物語』
大島弓子作品のキャラクター解説 田中稲
座談会 一九八〇年代生まれが読む大島弓子
大島さんが描く食べもの集
キャッチャー・イン・ザ・ワタクニ 和久井香菜子
吉祥寺/チキジョージ 白峰彩子
『初期三十番までの作品のなりゆきと考察』…ナンテ 大島弓子
作品解説 図書の家(小西優里、岸田志野、卯月もよ)、三浦沙良、ヤマダトモコ
あとがきまんがセレクション
出典・初出リスト
大島弓子作品リスト 1968-2014
現在入手できる大島弓子作品が読める書籍リスト

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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大島弓子は、最も好きなマンガ家だ。「24年...

投稿日:2019/01/07 (月)

大島弓子は、最も好きなマンガ家だ。「24年組」の他の作家の才能も認めるし、手塚治虫は神様だし、岡田史子はとんでもない“天才”だと思うけど、それでも、私にとって大事なマンガ家は大島弓子だ。 本書刊行時点(2015年)でマンガ家歴47年の大島弓子のすべてを208ページに収めるのは不可能なので、本書に対して不満を抱く熱烈ファンもいるだろう。しかし、大島弓子に関して、これだけまとまった形のものはこれまでなかった。だから、多少物足らなかったとしても、本書には十分な価値がある。 ファンになりたての人は、本書を通じて、大島弓子の深い世界を知って欲しい。

ねも さん | 兵庫県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 天の川

    まさにファンブック!一気に読むのが惜しくて、毎日少しずつ読みました。大島弓子さんを大好きな方々が大島さんに捧げる愛情溢れる言葉の数々にもう頷くばかり。嶽本のばらさんの友人の「彼女は硬派な革命の詩ですら、自分の柔らかな世界観の中で別物に変換してしまう。錬金術師の彼女にかかってしまえばどんなに厳しい世の中の法則も愛しいものに変わってしまう」という言葉に納得しつつ、あの瑞々しい作品にどっぷりつかった70年代の日々を愛おしく思うのです。

  • TKK

    ふわふわしていてエキセントリックで、登場する少女たちは常々尾崎翠の小説の少女に重なるなと思っていた。今でいう不思議ちゃん。「今日は明日の前日だからこわくてしかたないんです」なんてエッジが効いてること。エプロンドレスのチビ猫も抱きしめたくなるほど可愛いかった。懐かしい作品群の解説、連載時の扉絵、ご本人によるコメント、ファンを公言する著名人のインタビューなどなど盛りだくさんで、少女漫画に囲まれていたあの頃を思い出す。幸せな時間。

  • nonicchi

    大島さんは「花の24年組」の中で一番読んだ先生かも。お名前は小学生の時から知ってましたが、意識して読んだのは「綿の国星」以降。「秋日子かく語りき」「つるばらつるばら」「毎日が日曜日」あたりは特にハマってました。今の住まいには大島先生の本は置いてないので、巻末の作品リスト(よくまとまっていて素晴らしい!)を参考に、またちゃんと読み返して大島ワールドに浸りたい、と思いました。

  • りりす

    大島弓子の描くヒロインについて、「ガラスのようにもろいが、最強のガンコモノ」という表現が適切すぎてこれ以上ない。大島弓子ファンの作家の面々がそれぞれの大島弓子を語ります。私の好きな嶽本野ばらも寄稿。和久井香菜子さんという初めてきく方の70年代少女漫画価値観がおもしろかったなぁ。彼女の書いたものをもっと読んでみたい。大島弓子の作品一覧と入手しやすさも見られて、良い一冊でした。

  • つむ丸

    大島弓子さんを愛する人々の熱いエールがすみずみまで満ちていて、ああ、私の青春の頃、この本たちに出会えたことのなんという幸せかと、いろいろ思い出しながら思いはせながら読んだ。ただ、人さまの大島さんへの愛なので、個人的にはクローズアップされる作品が私の気持ちとちょっと違ーう!ということもあったのだけど。作品リストが、今手に入れやすい本を載せていて、これから読みたい人には福音かな?

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