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売上目標を捨てよう インターナショナル新書

青嶋稔

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784797681468
ISBN 10 : 4797681462
Format
Books
Release Date
October/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
青嶋稔 ,  

Content Description

「売上目標」「営業依存のプロセス管理」「顧客に従順な組織」「販促しかできないマーケティング部門」――それぞれ今や弊害が多く、不要なものだ。
成功している企業はそれらを手放し、先に進んでいる。

野村総研のトップコンサルタントであり、自身もかつて営業を経験した著者が、19の先行事例から解説するマーケティング改革の成功事例集。
将来の予測困難なVUCA(ブーカ)時代にモノを売る、すべてのビジネスパーソン必読の書!

【本書の構成と紹介している主な事例】
●第1章 売上目標はいらない
大和証券・コマツ・ソニーグループ
●第2章 営業依存のプロセスはいらない
ソニー損保・リコージャパン
●第3章 顧客に従順な組織はいらない
日立製作所・ミスミグループ本社・メニコン・ダイキンエアテクノ・アイロボット 他
●第4章 販促しかできないマーケティング部門はいらない
横河電機・味の素冷凍食品・サントリー 他

【第1章より抜粋】
「WHY」がない目標、つまり自ら「なぜ(この目標なのだ)?」と理由を考えていない目標には、主体性がない。他者から与えられたものだ。これは世代を超えて共通して言えるのだが、人から与えられた目標ってやる意欲が高まるだろうか? 「君はいくら売らなければいけない」と(自ら考えずに)目標が決まっている場合と、「WHY」も含めた目標設定から自分で考え、そして目標が定まる場合と、どちらがやる気になるだろうか?
これは自明の理である。
でも売上目標はなくならない。なぜかといえば、会社全体でそれを設定しているからだ。最初に会社全体の売上目標があり、それが部門に割り振られてくる。天から舞い降りてくる目標には逆らえない。
だが売上目標の設定には大きな弊害がある。本章ではまず、その弊害を見ていきたい。

【著者略歴】
青嶋 稔(あおしま・みのる)
株式会社野村総合研究所フェロー。1988年精密機器メーカー入社後、10年間の米国駐在などを経て2005年より野村総合研究所に参画。2012年同社初のパートナー(コンサルタントの最高位)に就任。2019年同社初のシニアパートナー、2021年4月より同社初のフェローに就任。米国公認会計士、中小企業診断士。近著に『リカーリング・シフト』(日本経済新聞出版)、『価値創造経営』(中央経済社)、など。

【著者紹介】
青嶋稔 : 株式会社野村総合研究所フェロー。1988年精密機器メーカー入社後、10年間の米国駐在などを経て2005年より野村総合研究所に参画。2012年同社初のパートナー(コンサルタントの最高位)に就任。2019年同社初のシニアパートナー、2021年4月より同社初のフェローに就任。米国公認会計士、中小企業診断士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • eyemu

    前々から思っていたことが、分かりやすく言語化されていて凄く良い本に出会えた気がする。 全員がこの考え方ができる組織を作ったら、かなり働きやすいだろうな。 お客様の立場を考えて、きちんとやるべきことをしたら、結果はついてくる。 私の考え方は間違っていないと思った。 来期の自店舗運営の参考にしようと思っています。 中に出て来たデザイン思考をもう少し学んでみようと思いました!

  • tetsubun1000mg

    野村総合研究所のトップコンサルタントであり営業を経験した著者が、マーケティング改革に成功した企業の先進的な取り組みを紹介する本。 ソニー、サントリー、リコー、日立、大和証券など誰もが知っている大企業の実例が面白い。 確かに売り上げ目標、個人別売上予算などは営業を苦しめているし今どきの新人には耐えられないのかもしれない。 個人の資質や努力などの違いがあるのかもしれないが、本当の意味のマーケティング(売れる仕組みづくり)に取り組む必要が有るのでしょうね。

  • steamboat

    売上目標をやめる話は全体の1/4程度、残りは日本企業の営業、組織がどう変わっていくべきかの指南書。全体的に納得感しかないが、実際にうまく生まれ変わるには、経営層を含めた社員の意識、組織体制、社内制度等を横串が刺さった形で変えないといけなさそう。縦割り企業にとっては、そのための議論をするというハードルがまず高い気がする。

  • Oki

    供給が需要を上回った世界では、どうしても無理に需要を創造しないといけない。 その技術がマーケティングとも言える。 そしてそれに成功したGAFAMのようなところが繁栄する..というところは本当になんとかならないものか。 必要もないのWindows10を廃却してにWindows11する...なんてことをしなくていい世界は夢のまた夢か。

  • 染チカ

    過激な思想かと思いきや、言っていることは至極真っ当なことばかりだった。それを自社が実現できているかを考えながら読み進めていくと、非常に学びになる。自分がやりがちだったことが良くないことだと指摘されており、今までの仕事の仕方を復習する機会となった。「営業という仕事を題材に」とあるように、あくまで企業や個人がどのように変わっていくべきかを端的にまとめた指南書である。

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