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ノッキンオン・ロックドドア 徳間文庫

青崎有吾

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784198944469
ISBN 10 : 4198944466
Format
Books
Release Date
March/2019
Japan

Content Description

「不可能」担当の倒理と「不可解」担当の氷雨。相棒なのにライバル!? 新時代の本格ミステリー作家が贈る、ダブル探偵物語。


【著者紹介】
青崎有吾 : 1991年神奈川県生まれ。明治大学卒業。2012年『体育館の殺人』で第22回鮎川哲也賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 麦ちゃんの下僕

    「裏染天馬シリーズ」以外の青崎作品は初めて。“不可能(HOW)”専門の御殿場倒理&“不可解(WHY)”専門の片無氷雨が2人1組で謎に挑む、全7話の連作短編集。そのうち6話は倒理or氷雨の主観で語られますが、僕は薬師寺薬子(高校生家政婦)の主観で倒理&氷雨の推理バトル(?)を俯瞰する「十円玉が少なすぎる」が1番好きでした!倒理&氷雨とその大学のゼミ仲間である穿地決警部補(女性)&犯罪プランナー糸切美影(男性)の4人の関係が、過去の未解決事件(?)を絡めて今後どう展開するのか?続けて続編に進みたいと思います。

  • 中玉ケビン砂糖

    【1・2共通】ドラマ化の話題性にともない読む(そちらは連続ドラマとしてのストーリー性を担保するために巨悪や天誅要素が幾らか改変されているけど許容域では)。「不可能」担当の倒理(ホームズ)、「不可解」担当の氷雨(優秀なワトソン或いはブラウン神父)、対峙する犯罪コンサルタントの美影(モリアーティ?)、コメディリリーフもできる行動力旺盛な刑事の穿地(スコットランド・ヤード)。そして過去では4人とも同じ犯罪学ゼミに所属していてそこには暗い影が──というように座組・設定が盤石で安定的に読める。

  • aoringo

    不可能担当と不可解担当のバディもの短編ミステリー。悪魔的巻毛、地味眼鏡とキャラが立っていて、二人の掛け合いが楽しい。殺人事件の謎解きは自分でも解けるかなと思ったけど、探偵たちの閃きにはかなわなかった。続きも読む!

  • mihya

    ハウダニット専門とホワイダニット専門の2人の探偵(巻き毛悪魔と地味眼鏡)のミステリー。ミステリーとしても面白いし、会話が面白い。 「十円玉が少なすぎる」が好み。 まだどのキャラに対してもよく分からない部分も多いが、もっと面白くなりそうな感じなので続きも読むと思う。 どうでも良いが、登場人物の名前は結構珍しいものが多いようだが、私の苗字と同じ人が殺されてたw

  • yukaring

    「不可解」担当の御殿場倒理「不可能」担当の片無氷雨の2人の活躍が痛快なダブル探偵物語。2人の探偵事務所〈ノッキンオン・ロックドドア〉には今日も奇妙な依頼が舞い込み探偵たちを謎解きへと誘う。密室で死んだ画家、髪が短くなった死体、開かない金庫に雪の密室。無個性のスーツ&眼鏡の氷雨、悪魔のような巻き毛の倒理の2人がお互いの得意分野を活かして快刀乱麻に謎を解くのだが、この2人のライバル同士の軽快な掛け合いがとにかく笑える。そして軽いタッチなのにしっかり本格モノで冴え渡るロジックを楽しめるのも青崎さんならでは。

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