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遊園地ぐるぐるめ

青山美智子 (小説家)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784591185711
ISBN 10 : 4591185710
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

田中さんの作品を見て、小説を書きました。――青山美智子
青山さんの小説を読んで、作品を作りました。――田中達也

今まで見たことのない! 最高に幸せなコラボレーション連作短編小説。

青山美智子さん作品の装丁を数多く手掛け田中達也さんのアート作品。今回は「田中さんの作品を見て青山さんが物語を執筆し、その物語を読んで田中さんがさらにアートを作成する」という、楽しさに満ちた小説です。

【著者紹介】
青山美智子 : 1970年生まれ、愛知県出身。大学卒業後、シドニーの日系の新聞社で記者として勤務。2年間のオーストラリア生活ののち帰国、上京。出版社で雑誌編集者を経て執筆活動に入る。デビュー作『木曜日にはココアを』で第1回宮崎本大賞受賞。『猫のお告げは樹の下で』は第13回天竜文学賞受賞。『お探し物は図書室まで』『赤と青とエスキース』で2021・2022年本屋大賞第2位。『月の立つ林で』『リカバリー・カバヒコ』『人魚が逃げた』も本屋大賞にノミネートされ、5年連続ノミネートとなる

田中達也 (ミニチュア写真家・見立て作家) : ミニチュア写真家・見立て作家。1981年熊本生まれ。2011年、ミニチュアの視点で日常にある物を別の物に見立てたアート「MINIATURE CALENDAR」を開始。以後毎日作品をインターネット上で発表し続けている。国内外で開催中の展覧会、「MINIATURE LIFE展 田中達也見立ての世界」の来場者数が累計270万人を突破(2024年11月現在)。10万部突破の大ヒット絵本『おすしがふくをかいにきた』では、第11回静岡書店大賞の児童書・新刊部門第1位(大賞)、第4回TSUTAYAえほん大賞第2位を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • しんごろ

    正式名称“山中青田遊園地”(青山と田中を混ぜ合わせか)なのに通称“ぐるぐるめ”にやってきたお客に加えて、ここで働くピエロとのやりとりに、それぞれの想いと気づきが、ぐるぐる巡る。いつも以上に優しい仕上げの青山美智子作品。あれ『プール』の章で、あの猫が現れたぞ。まさに神出鬼没だ。ちょっと待てよ。あの店やらもでてきて青山美智子作品の回想なのか。今作も道標の青山美智子。美智子の“みち”だけにね。田中達也氏とのコラボの今作。夫婦のような最強コンビの作品に脱帽。身も心も温かくなること間違いなしだね。

  • starbro

    5月の第一作は、青山 美智子の最新作、青山 美智子×田中 達也コラボ作品、遊園地ぐるぐるめ連作短編集です。 二人の相乗効果で、楽しい作品に仕上がっています🎠🎡🎢 しかし遊園地の正式名称と通称とのGAPが激し過ぎます(笑) https://www.poplar.co.jp/pr/yuenchi-gurugurume/

  • ひさか

    webasta2022年1月メリーゴーランド、3月回転マシン、5月フードコート、7月ジェットコースター、9月イベントステージ、11月スイングマシン、の6編の掲載作品に書き下ろしのプール、観覧車、を加えた8つの連作短編を2025年3月ポプラ社刊。田中さんのミニチュア写真で始まって、そして終わるというお話が続くのが楽しく、面白い。お話の流れはいつもの青山さん流のホンワカ展開ですが、お話世界と同じミニチュア世界の秀逸さに感心しました。動いているところを切り取ったように見えます。

  • おしゃべりメガネ

    さすが青山さん作品、とにかく失敗しませんね。今回の舞台は遊園地。本作を読むと年齢問わず遊園地に行ってみたくなります。展開は作者さんお得意の連作構成。遊園地内にある乗り物やフードコートにおいて、来園者様々な人間ドラマが綴られています。全部で8編からなる作品ですが、どの話もショートながらしっかりとほっこり温かい話がつまっており、改めて読書の楽しさ、ステキさを実感させてもらえます。青山さん作品の装丁をこれまでも手掛けているミニチュア写真家「田中達也」さんとのコラボとしても、これまで以上に完成度の高い作品です。

  • はにこ

    とっても素敵な本だった。ぐるぐるめと呼ばれる遊園地を訪れた人々の話。そうだよね、遊園地ってこういう風にいろんな人が来てるんだよね。そのグループの様子が垣間見れた気がした。「イベントステージ」が特によかった。先入観に侵されていない子供の無垢な感情に心が洗われた。アート作品も見事。手元に置きたいような本だね。

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