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泣きたい午後のご褒美 ポプラ文庫 日本文学

青山美智子 (小説家)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784591185582
ISBN 10 : 4591185583
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

どんなときでも喫茶店でのひと休みと「物語」が私たちを癒してくれる―。アルバイトをはじめた憧れのカフェで。高校時代の親友と訪れたルノアールの貸し会議室で。神保町のレトロ喫茶で。紅茶占いが名物の洋館で。マスターがあらゆる「告白」を受け入れてくれるカウンターで。こちらとあちらの世の中間にある茶屋で。お茶の時間に交錯する人間ドラマを描き出す極上の6篇を収録!

【著者紹介】
青山美智子 : 1970年生まれ。デビュー作『木曜日にはココアを』で宮崎本大賞、『猫のお告げは樹の下で』で天竜文学賞を受賞。『お探し物は図書室まで』『赤と青とエスキース』で本屋大賞2位

朱野帰子 : 1979年東京都生まれ。2009年、『マタタビ潔子の猫魂』で第4回ダ・ヴィンチ文学賞大賞を受賞。『急な「売れ」に備える作家のためのサバイバル読本』などのセルフパブリッシングにも意欲的に取り組んでいる

斎藤千輪 : 東京都町田市出身。映像制作会社を経て、放送作家・ライターとして活動。2016年、第2回角川文庫キャラクター小説大賞・優秀賞を受賞した『窓がない部屋のミス・マーシュ』でデビュー。著書に、第2回双葉文庫ルーキー大賞を受賞した『だから僕は君をさらう』など多数

竹岡葉月 : 1999年度ノベル大賞佳作受賞を経てコバルト文庫よりデビュー。以降、少女小説、ライトノベル、漫画原作など多方面で活躍する

織守きょうや : 1980年イギリス・ロンドン生まれ。2013年、第14回講談社BOX新人賞Powersを受賞した『霊感検定』でデビュー。著書に、第22回日本ホラー小説大賞読者賞を受賞した「記憶屋」シリーズなど多数

小川糸 : 2008年『食堂かたつむり』でデビュー。以降数多くの作品が翻訳され、様々な国で出版されている・『ライオンのおやつ』は2020年本屋大賞2位に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • hiace9000

    ふらり立ち寄った喫茶店、飲み物と軽食片手にさらりと読める6人の作家さんによるアンソロジー。青山さんのプロローグ・『サロンエプロン』にはじまり、小川糸さんの『ライオンのおやつ』の次のフェーズを描いた?『浮島イルフロッタント』で締めくくる六短編。ミドルエイジの悲哀と夢を、胸のすくような気持ちよさと共に綴った朱野帰子さん『痛い人生設計をつくる…』が特にお気に入り。実話のブレンド率どれくらいかな…などど思いつつも、「『痛さ』オーライ!」と自身を鼓舞したくもなったりして。梅雨明けの午後、いいご褒美いただきました。

  • モルク

    喫茶店にまつわる6人の作家さんによるアンソロジー。青山美智子さんはなんと僅か8頁。その短い中にも青山さんらしさがぎゅっとつまっていた。朱野帰子さんの「痛い人生設計を作る、ルノアールで」がよかった。卒業してから疎遠になっていた高校の同級生との再会。40歳からの人生設計を作りバイタリティー溢れる変わらぬ友人、いいよね。地方の公立出身の私は高慢ちきな女子校(高ではなく)出身の編集者にムカつく。そして織守さんの「彼と彼女の秘密と彼」高校生の恋の話を聞く店長、それと店長の秘密…ドキドキした。

  • シナモン

    サクッと読めて心があったかくなる物語がつまってます。本屋大賞ノミネート作品を半ば義務みたいに読んでる読書が続いてたので、合間にほっと一息つけました😊☕

  • みかん🍊

    喫茶店が舞台の6編のアンソロジー、朱野さんの作品が良かった、こんな学歴差別の編集者がほんとにいるならひどい、作家の可能性をつぶしている編集者なんて最低、ノーベル賞を取って見返して欲しい、これはもしや経験談?高校生の悩みを聞く喫茶店主の話も最後の天国までの途中で最後に食べたかった物を食べさせてくれる茶屋、本当にあったら何が食べたいかな、どれも面白かった。

  • Natsuko

    喫茶店が舞台となるアンソロジー6篇。斎藤千輪さん、竹岡葉月さん初読み。仕事がめんどくさい時に読み始め、細切れに数日かけて読了。朱野帰子さん「痛い人生設計を作る、ルノワールで」を読んだとき、自分の人生が嫌なことに振り回されるのではなく、時にはイタいこと言いながら嫌なことにじたばた抗って自分の人生を生きたいとフッと視点が切り替わったことを鮮烈に覚えている。織守きょうやさん「彼と彼女の秘密と彼」は、マスターの包容力の背景に納得。小川糸さん「浮島イルフロッタント」はライオンのおやつに通じる世界観。

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