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お探し物は図書室まで

青山美智子 (小説家)

User Review :4.5
(3)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784591167984
ISBN 10 : 4591167984
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

お探し物は、本ですか?仕事ですか?人生ですか?悩める人々が立ち寄った小さな図書室。不愛想だけど聞き上手な司書さんが思いもよらない選書と可愛い付録で人生を後押しします。『木曜日にはココアを』の著者が贈る、明日への活力が満ちていくハートウォーミング小説。

【著者紹介】
青山美智子 : 1970年生まれ、愛知県出身。大学卒業後、シドニーの日系新聞社で記者として勤務。2年間のオーストラリア生活ののち帰国、上京。出版社で雑誌編集者を経て執筆活動に入る。第28回パレットノベル大賞佳作受賞。デビュー作『木曜日にはココアを』が第1回宮崎本大賞を受賞。同作と2作目『猫のお告げは樹の下で』が未来屋小説大賞入賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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久しぶりに連続ドラマ化して欲しい作品に出...

投稿日:2021/04/24 (土)

久しぶりに連続ドラマ化して欲しい作品に出会った。特徴ある司書も魅力的だがそれぞれの話の主人公が関連していくところも面白い。明日また頑張ろうと思う気にさせる作品。ぜひ続編を期待したい。

浜っ子 さん | 愛媛県 | 不明

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仕事や自分の生き方に悩みを抱えた登場人物...

投稿日:2021/04/18 (日)

仕事や自分の生き方に悩みを抱えた登場人物たちが、ふと訪れたコミュニティハウスの図書室でレファレンスをしてもらって借りた本をきっかけに、考え方や人生が少しずつ前向きに変わっていきます。司書の小町さんの独特なキャラクターや本の付録としてその人に応じてプレゼントしてくれる手作りの羊毛フェルトのマスコットも素敵で、もし実際にこんな図書室があったら行ってみたいなと思いました。ところどころに自分の生き方について考えさせられる場面や言葉が出てきて、この本に出会ったことで、自分も少し前向きに生きていける気がします。

まめ さん | 群馬県 | 不明

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悩みを抱えた主人公が、ふとしたきっかけで...

投稿日:2021/03/09 (火)

悩みを抱えた主人公が、ふとしたきっかけで町の小さな図書室に立ち寄ります。そこで出会う司書が、独特な存在感をもち、不思議なたたずまい。彼女が勧めた本をきっかけに、主人公は変わっていき、人生が動き出します。ありがちのようで、読んでいて新鮮で、心に響きました。登場する本も魅力的で、「お探し物は図書室まで」をきっかけに他の本が読みたくなるかもしれません。私は読みたくなりました!

はれ さん | 島根県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    本屋大賞にノミネートされたので読みました。ノミネート作品既読9/10、青山 美智子、初読です。本書は、本屋大賞ノミネート作品らしい図書室司書ハートウォーミング連作短編集の佳作でした。但し、大賞受賞程のインパクトはないような気がするので、最終順位は4~7位ではないでしょうか? 私は図書館に年間100日ほど行っていると思いますが、一度もレファレンスをお願いしたことがありません(笑)

  • しんごろ

    無愛想で体の大きな司書さん。人目見れば印象も十人十色。そんな司書さんが選ぶ選書は、心の隙間を埋める隠し玉の本を用意してくれる。それが、見事に新たな気づきを与えてくれる。何かに躓き、悩み、壁にぶち当たれば、あなたのいる図書室に行くよ。もちろん付録も楽しみ。あなたの好みのお菓子ではないけれど、六花亭のお菓子でも差し入れしたい。そして「何をお探し?」と聞かれれば、迷わず僕はこう答える。「青山美智子の新作を」と。またもや青山美智子作品で心がぽかぽかになりました。青山美智子作品は僕にとって最高の精神安定剤です。

  • さてさて

    長い人生の色んな場面を象徴する五人の主人公それぞれが、今の自身の立ち位置に悩み、出口を求めて苦闘する姿が描かれるこの作品。短編と短編の間に張り巡らされた伏線の数々が五つの短編を一つに編み上げていく絶妙な構成が光るこの作品。誰だって気づきを得ることができる。誰だってやり直すことができる。そして、誰だって無限の可能性に向かって進んでいくことができると気づかせてくれたこの作品。前を向いていく主人公たちの姿に、熱いものが何度もこみあげてくる絶品でした。青山さん、力いっぱいの勇気と希望をありがとうございました!

  • 青乃108号

    人生に行き詰まった者が何かの縁で某図書室を訪ね、司書から啓示を受け活路を見いだすという話。1話だけならまだしも、同じパターンで5話も続けられると読む方はきつい。俺は図書館通いが好きなので本書のタイトルには惹かれるものがあったのだが、この話なら啓示を与えるのは別に図書室の司書でなくても街角の占い師でも良いしかえってその方がしっくり来るというか、図書室の司書であるばっかりに何かしら説教くさいものを感じてしまい俺は3話目くらいで興ざめしてしまっていた。主役の人物が別な話にも登場するというのもありがちで。

  • うっちー

    本屋大賞最有力候補作か?微妙な連作短編集。青山さんの作品は良い人ばかりで安心して読めます

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