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お探し物は図書室まで ポプラ文庫

青山美智子 (小説家)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784591176016
ISBN 10 : 4591176010
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

2021年本屋大賞第2位!!
「お探し物は、本ですか? 仕事ですか? 人生ですか?」
仕事や人生に行き詰まりを感じている5人が訪れた、町の小さな図書室。彼らの背中を、不愛想だけど聞き上手な司書さんが、思いもよらない本のセレクトと可愛い付録で、後押しします。
自分が本当に「探している物」に気がつき、明日への活力が満ちていくハートウォーミング小説。

【著者紹介】
青山美智子 : 1970年生まれ、愛知県出身。デビュー作『木曜日にはココアを』で第1回宮崎本大賞受賞。『猫のお告げは樹の下で』は第13回天竜文学賞受賞。本作と『赤と青とエスキース』で本屋大賞2位(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ひさか

    2020年11月ポプラ社刊。2023年3月ポプラ文庫化。2021年本屋大賞第2位。2022年2月NHKラジオドラマ化。朋香二十一歳婦人服販売員、諒三十五歳家具メーカー経理部、夏美四十歳元雑誌編集者、浩弥三十歳ニート、正雄六十五歳定年退職、の5つの連作短編。魔法使いのような司書さんが面白い。司書さんの本の紹介と羊毛フェルトで作った「本のオマケ」と言いながら渡してくれるアイテムが楽しい。図書室から始まるファンタジーな展開に堪能しました。

  • ほんた

    図書館に訪れる人々に,自分のやりたいことのヒントを与える司書。書籍はおちろん,羊毛フェルトで作った司書自作の作品の意味が深いです。自分自身の生き方を考えさせられました。 https://hontablog.com/お探し物は図書館まで

  • ちゃあぼう

    仕事や人生に行き詰まりを感じている者たちがひょんなことから小さな図書室へ足を運ぶことになり、そこで司書の小町さんから人生を変えるためのヒントをもらえる書籍に出会う。こんな図書室があったら自分も通ってみたいと素直に思えた。この作品の登場人物たちのその後を描いた続編を是非とも読んでみたいと思った。そして、自分にも人生の転機になる本に出合えればと切に思いました。

  • ハゲおやじ

    ”木曜日には…” が とても良かったので この作家の本を読む。5つの短編で構成。同感して 前向きになれて 読後の余韻が心地良い。仕事で、人間関係で、ささくれ立った私には、清涼剤だった・・・って この作家は2冊目なんだけど ほんわかした感じは不思議だなぁ。さゆり と のぞみ は、どちらも不思議な感じだよね。でも こんな図書室があるなら行ってみたい。今の私に さゆりから どんな本を勧められて どんな付録をもらえるのだろう(なんてね)。

  • まさきち

    可愛らしい司書補の森永のぞみとリファレンスを務め、大柄で独特の空気の司書の小野さゆり。そんな二人が働く羽鳥コミュニティハウスの図書室に訪れた現状に戸惑い、行く先に不安を感じている五人の語り部達に小野さんはヒントを与えそうな数冊と共に全く関係なさそうな一冊の本を混ぜ込み紹介する。そこから不思議な縁で一筋の光と共に一歩踏み出す力を与えてくれる出来事に巡り合っていく。そんなあたたかい気持ちを静かに与えてくれる一冊でした。できれば小野さんが付録としてくれる羊毛フェルトをいただいてみたい。

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