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エピソード語りで見えてくるインクルーシブ教育の視点 インクルーシブ発想の教育シリーズ

青山新吾

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784761928452
ISBN 10 : 476192845X
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

インクルーシブ教育を共通理解するために必要なのは、「視点」です。「エピソード語り」という知識、技術、内面(相手の/自身の)、関係性を落とし込んだ表現を読むことによって、インクルーシブ教育を進めていくための「視点」が見え、そこに協働の方向性が生まれます。

目次 : 第1章 インクルーシブ教育と「インクルーシブ教育システム」/ 第2章 インクルーシブ教育を進めるための基本―「支援の前に人づきあいを」の発想/ 第3章 インクルーシブ教育を進めるための見方・考え方/ 第4章 「特別支援教育の視点を取り入れた教育活動」の充実がインクルーシブ教育を進める第一歩1 学級経営/ 第5章 「特別支援教育の視点を取り入れた教育活動」の充実がインクルーシブ教育を進める第一歩2 授業づくり/ 第6章 特別支援学級の教育からインクルーシブ教育のヒントを探る/ 第7章 日本型インクルーシブ教育の構築は次のフェーズ

【著者紹介】
青山新吾 : 1966年兵庫県生まれ。ノートルダム清心女子大学人間生活学部児童学科准教授、同大学インクルーシブ教育研究センター長。岡山県公立小学校教諭、岡山県教育庁指導課特別支援教育課指導主事を経て現職。臨床心理士、臨床発達心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • mataasita

    日本のインクルーシブ教育システムがどんなもので何が必要かについて提言されていた。個別のアプローチ、集団へのアプローチ、ユニバーサルデザインの授業、合理的配慮と基礎的環境整備。どれもが必要。全部の教科の学習指導要領から特別支援の記述を抜き出して資料づくり、ユニバーサルデザインの学級経営は小貫悟先生の本から資料づくりをしよう。チェックリストをFormsでやって教員全体の意識を数値化。グループで何ができるか話し合って発表。自主研修のお知らせ。次の研修の内容がかなり確定してきた。2024−130

  • motoryou

    優しい本だなあ…と思いました。そして、平易な言葉でとても大切で当たり前のことを語るように描いてくださっている、そんな風に感じました。「教育とは人づきあいである」という言葉からは、あらゆる付随するものを取っ払って、「その子」のことをいろいろな角度からよく見ることやそこから思いや背景を、様々に想像すること、分かろうと考えることを伝えてくれているように感じます。方法でもなく視点。私という人間の感覚をもって、職場の教員同士も「人と人」で関わりたい。「特別」ではなく、大切にしたい「ふつう」のことを普通に続けながら。

  • じゃがたろう

    共感し得るシリーズ本の4作目。インクルーシブ教育の議論が単なる特別支援教育ではなく、次のフェーズに移行してきていることを実感できる本でもある。特別な教育ではなく、一人ひとりが自分事としてできることを考えて実行していく…そこが求められるようになってきていると実感する今日この頃。「徹底的な個への関心」「集団の中の個として子どもをとらえる」「個と集団へのアプローチのバランス」など、イメージを持ちにくい部分も具体的なエピソードとともに述べられている点も秀逸な作品である所以。

  • U-Tchallenge

    青山先生の「インクルーシブ発想の教育シリーズ」やその前の著作から追っているので、今作もすぐに手に取った。インクルーシブ発想のことやこれまでの著作で提示されている課題意識等が一冊に詰まっている内容となっている。そして、それらが現時点でのまとめがなされ、次のステップへの方向性が示されていた。特別支援教育やインクルーシブ教育について考えている者は必読の一冊に間違いないだろう。というか、すぐに手に取り読んでください(笑)。本当にそれぐらい見事にまとまっている。すぐに再読することにしよう。

  • motoryou

    再読。 複雑なものを複雑なまま捉える、そんなことを思いながら読みました。いわゆる「特別な支援が必要な子」であろうとなかろうと、そもそも一人一人が違っていて、その違った人たちが協力協働してコミュニティを作っていくのだから、時に細部に(エピソードや文脈その他)に沿って解釈することも大切だし、時に離れて集団にアプローチすることも必要になってくるだろうなー、と感じる。本書にも何回か「バランス」という言葉が出てくるが、そのバランスをとるための、やさしい(どうして?)なのかな。

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