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ISBN 10 : 400007797X
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行動主義心理学の立場から「自由」概念に挑戦したスキナーの著作。哲学的問題としての考察の根本構図を示し、行為者因果の概念により自由意志を擁護したチザムの論文。自由と決定の「両立」を説く現代の傑出した哲学者デネットの代表作。リベットが自らの有名な実験を巡ってチャーチランド、サールと行った2つの論争を収録。
目次 : 人間とは何か(バラス・F.スキナー)/ 人であることと自由意志(ダニエル・C.デネット)(機械論と責任/ 人の能力と機械の能力/ リバタリアンが欲しいと言うものを彼らに与えること/ われわれはどのように心を変えるのか/ 私はどこにいるのか)/ 人間の自由と自己(ロデリック・M.チザム)/ リベットの実験をめぐる論争(経験の遡及的参照と言われているもの、およびそれと心身問題との関係について(パトリシア・S.チャーチランド)/ 感覚経験が主観的に時間を遡って参照されることを示す実験的な証拠―P・S・チャーチランドへの応答(ベンジャミン・リベット)/ 意識、自由な行為、脳(ジョン・R.サール)/ 「意識、自由な行為、脳」―ジョン・サールの論文へのコメント(サールによる短い応答付き))
【著者紹介】
青山拓央 : 京都大学大学院人間・環境学研究科共生人間学専攻准教授。専門は時間論と自由論
柏端達也 : 慶應義塾大学文学部哲学専攻教授。専門は行為論と現代形而上学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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