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映画でめぐるドイツ ゲーテから21世紀まで

青地伯水

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784879843364
ISBN 10 : 4879843369
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2015
Japan

Content Description

文芸映画のなかの市民社会とファシズムの影。

目次 : 1 文芸映画のなかの市民社会(市民社会とその他者―ヘルツォークの映画『カスパー・ハウザーの謎』/ 二一世紀のファウスト―ソクーロフ『ファウスト』について/ 戦いの意義を決めるのは誰か―クライスト『ミヒャエル・コールハース』における同一性の問題/ アルプスという名の神―『ハイジ』映像化作品の宗教性について/ メング通り四番地―トーマス・マン『ブデンブローク家の人々』における家)/ 2 ファシズムの影(仏独関係、映画の起源と戦争―映画の前史ディオラマ、そして戦争を撮った三人のフランス映画の監督/ 映画の中のシュタージ―『トンネル』から『東ベルリンから来た女』まで/ ファシズムをいかに描くか―映画『ザ・ウェイヴ』をめぐる一考察/ マインホフの女性運動とエンスリーンの暗号―映画『バーダー・マインホフ』に描かれなかった「伝説」)

【著者紹介】
青地伯水 : 京都府立大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Nobuko Hashimoto

    参考資料として部分的に。7章「映画の中のシュタージ」では「トンネル」「グッバイ、レーニン!」「善き人のためのソナタ」「東ベルリンから来た女」におけるシュタージの描かれ方をさらっと書いている。「グッバイ、レーニン!」にシュタージが出てきていたのか。すっかり忘れていた。見直さなくては。一応シュタージ関連で一本論文と称するものを書いた身としては、未視聴の「トンネル」「東ベルリン」も制覇しなくては! ところでこの本、映画がテーマなのに映画の写真が一枚もなく、素人さんの(?)イラストなのがかなり残念。

  • 塩崎ツトム

    コールハース、トーマス・マン、ハイジ、「第三の波」の全体主義再現実験、シュタージ……。映画から多分、独逸文化の深淵が見れるのかもしれない。どれも興味深い話ばかりだった。

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