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湿原が世界を救う 水と炭素の巨大貯蔵庫

露崎史朗

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784806716785
ISBN 10 : 4806716782
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

いままでにない、湿原のすべてがわかる本!

湿原は多くの生き物を育むだけでなく、
未来の地球環境をも左右しうる重要な機能を備えた水と炭素の貯蔵源です。

他の場所では生きづらい動植物を育み、保水機能によって洪水被害を軽減し、
膨大な炭素を泥炭として抱え込んで人間の生活と地球環境を支えている湿原。

そんな湿原について、その形成過程から動植物相、直面している問題、
そして保全・復元の展望までを楽しく解説しました。

【著者紹介】
露崎史朗 : 1961年茨城県高萩市生まれ、十王町(現・日立市)育ち。北海道大学大学院理学研究科植物学専攻博士後期課程修了(理学博士)。北海道大学大学院地球環境科学研究院所属。専門は植物生態学および環境保全学。日本植物学会奨励賞(1994年)、日本生態学会功労賞(2024年)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ろべると

    著者は植物生態学を専攻する北大教授で、生年と血液型と左利きなのが私と同じ(私は中島みゆきのファンではないが)。特に北海道の湿原は泥炭地に形成され、巨大な水と炭素が貯蔵されている。明治以来札幌近郊の開発などで泥炭地は大幅に減少し、CO2排出の一因となっている。またミズゴケ湿原は生物多様性の宝庫であり、貴重な動植物が数多く生息する。本書はかなり専門的な内容も含むが、著者の気さくな人柄が感じられ、学生とともに湿原の神秘を探求し、保全に心を砕く著者の切なる思いが伝わる。湿原の重要性をもっと知らしめないといけない。

  • スプリント

    保護ではなく復元が大事だがそれが難しい。

  • Go Extreme

    湿原の機能:水質浄化 洪水調節 炭素貯蔵 生物多様性 生態系サービス 気候緩和 水資源管理 温暖化防止 CO2固定 メタン放出 湿原の脅威:農業開発 都市化 排水事業 泥炭採掘 気候変動 土地利用変化 外来種侵入 水位低下 生態系劣化 環境汚染 保全と復元:再生技術 ミズゴケ移植 水位管理 法的保護 地域参加 ラムサール条約 教育啓発 持続可能管理 政策整備 歴史と文化:信仰文化 湿原利用 農業転換 地域資源 歴史的背景 科学と未来:炭素収支 環境指標 生態系研究 復元理論 科学的根拠 知識共有 長期観察

  • エデン

    大げさなタイトルと思ったが読んでみたら奥が深かった 生態系サービスの経済価値は他の生態系より高いらしい

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