Denki Groove / Schadaraparr

電気グルーヴとかスチャダラパー

User Review ：5.0

(22)

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Item Details

Genre

Japanese Pop

Catalogue Number

KSCL846

Number of Discs

Label

Ki/Oon Sony

Release Country

Japan

Format

Product Description

電気グルーヴ×スチャダラパー、夢のコラボ実現！誰もが考え付かなかったコラボレーション、電気グルーヴ×スチャダラパー！シングル「Twilight」に続いて待望のファーストアルバムが登場！

思えば90年代、テクノとヒップホップという日本では一部の好事家だけに愛でられていた音楽を、わかりやすくより広いマスメディアに進出させ、かつ笑いもとるという、離れ業をほぼ同時期に展開した彼ら。紆余曲折お互いありながら、デビューから十数年...TV『ポンキッキーズ』でのボーズとピエール瀧の共演という事前事項もありながら、奇しくも、2004年は、電気はWIRE04のライヴで活動再開、スチャダラパーも4年ぶりのアルバム『9th Sense』をリリースして復活を果たした。一説では、昨年のWIRE04の楽屋で再会した際、スチャダラの最新アルバムをいたく気に入っていた卓球は「一緒にやらないか？」と話を持ちかけたことに端を発しているらしい。その後の構想から完成まで、およそ半年というペースで創り上げた今作。
そんな中、完成したシングル「Twilight」は、驚くほどポップで、キラメキ！洗練された上質な電気グルーヴの音使いに、スチャダラパーもセンスの良いクリアーなライムで応戦。アディショナル・プロダクションにはまりんこと砂原良徳の名もあるのが泣かせる！さらにアルバムに先行して、第2弾シングル『聖☆おじさん』をリリース！すごいタイトルだが、これがアルバムのキーワードになっているとい噂も！？そして合宿を経て完成したアルバムでは、卓球、ピエール瀧、BOSE、アニ、シンコの多彩な組み合わせによる、驚きのトラックの連続！予想のできない全貌はこのアルバムで明らかになります。さらになんとSUMMER SONIC 05への主演も決まった彼らは、果たしてどんな驚きをもたらしてくれるのか！？

Track List

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Comprehensive Evaluation

5.0

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'05年発表｡ある種の層にとっては､まさに夢...

投稿日：2009/07/25 (土)

'05年発表｡ある種の層にとっては､まさに夢のｺﾗﾎﾞでしょう､電気とｽﾁｬ!ありえるようでいて､ありえない組み合わせだもの｡ともに90年代のｼｰﾝを面白くかき回し､牽引した2組が､なんの弾みか一緒にｱﾙﾊﾞﾑ作った｡これが15年の山あり谷ありﾊﾞﾝｶｰありの彼らのｷｬﾘｱをｷﾞｭｯと凝縮した奇蹟の1枚なのである｡ｼﾝｸﾞﾙ③では､大人めに洗練されたｼﾞｬﾌﾞを食らわしてくれたものの､①でいきなり｢聖☆おじさん｣宣言｡考えてもみてほしい｡ﾃﾞﾋﾞｭｰ15年､30代もそろそろ後半ですよ､この人たち｡若ﾓﾝじゃない､かといって脂ぎったｵｯｻﾝでもない､男としちゃ微妙な年頃を迎え､ひねり出したﾃｰﾏが｢聖☆おじさん｣なのだ｡特に､ﾋﾟｴｰﾙ瀧とANIにその色が濃厚｡昼間から大相撲中継を観ているようなﾌﾟﾛのﾆｰﾄとしての自覚?そういう30代の面白さと情けなさが､やっぱり出ちゃった｡音のほうは､さすが石野卓球とSHINCO｡己のﾙｰﾂに忠実かつそれぞれのｱﾙﾊﾞﾑではできない音になっている｡"電気ｸﾞﾙｰｳﾞとかｽﾁｬﾀﾞﾗﾊﾟｰ"にしか成し得ない音楽が今聴ける幸せにどっぷり浸れ｡