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彩雲国物語 九、紅梅は夜に香る 角川文庫

雪乃紗衣

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041087428
ISBN 10 : 4041087422
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2020
Japan

Content Description

任地の茶州から王都へ帰ってきた彩雲国初の女性官吏・秀麗。彼女は自身の選んだある決断の責任をとるため、高位から一転、無位無官として再出発することになる。さらに登殿禁止を言い渡された秀麗は街で自分にできることを探し始めるが、突然ヘンテコな貴族のお坊ちゃまに求婚されて―?またもや嵐が巻き起こる!超人気シリーズ第9弾は、満を持しての新章開幕!アナザーエピソード「王都上陸!龍蓮台風」を特別収録。

【著者紹介】
雪乃紗衣 : 茨城県生まれ。2002年10月「彩雲国綺譚」で第1回ビーンズ小説賞の読者賞・奨励賞をダブル受賞。03年11月、受賞作をもとに改稿執筆した『彩雲国物語 はじまりの風は紅く』で作家デビュー。同シリーズは11年7月に本編が完結し、累計660万部を超える大ヒット作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • mayu

    彩雲国H。茶州では自らの危険も省みず活躍したはずなのに、帰ってきたら官位剥奪、謹慎。あまりにも理不尽な処分。だけど、不貞腐れることなく諦めず、その時の自分にできることをしようとする秀麗の前向きさに感服。正義はいつも正しいとは限らない。自分の信じた正義が誰かを傷つけてしまうこともある。信じたままに行動することも、時に難しいものだと思う。

  • あっか

    新版、最新刊。舞台は茶州から再び首都・貴陽へ。ヒラ官吏になった秀麗が下町でがんばる話。旧版での初読では伏線が多くてよく分かりきってなかったけど(笑)歌梨は何をしていたの?とか、劉輝たちの動きとか、御史台のあいつらー!!とか色々分かったし、今後の展開を知った上で読んだので、秀麗頑張ったのに…と切なくもなったりと楽しく読めました。再読が楽しいシリーズなので、2回目ですが全然飽きません。茶州前、殿試頃の外伝もあり。今回の表紙は悠舜だとちゃんと分かりました!笑

  • えみちゃん

    初めての赴任地茶州から王都へと帰還した秀麗ちゃんでしたが東奔西走あんなに頑張ったにも関わらずその責任を取って官位剥奪。ヒラに格下げの上謹慎処分という散々な幕開けです。普通ならばふて腐るところですが、そこは秀麗ちゃん。街に行き自分がいまできることを探して街中歩き回るワケですが・・。あいかわらず秀麗ちゃん、すごいです。なんの公的な力なしに街中の老若男女と話ながらの情報収集で核心に迫ってしまうのだから侮れません。その人脈たるや怖ろしい!!(^^;)さてっ、贋作騒動の方は決着がついたようだけど、結局贋金鋳造はまだ

  • ひぬ

    茶州から王都へと戻った秀麗。彼女は今までの一連の出来事の責任を取るため、位は剥奪され、無位無官の身に落とされます。街で今の自分が出来る事を模索する彼女は贋作贋金騒動に手を出しますが、それに加え、結婚申し込みのラッシュもあります。全体的に話の大筋があまり進む巻ではなかったですが、後々秀麗と関わりを持つタンタンが登場したりと、変わらず濃い面子でした。そして慶張の告白は非常に良き。最近本編で影が薄めな龍蓮に焦点が当たったアナザーエピソードでは彼の謎も少し明かされますが、龍蓮の破天荒さには案外癒されます。

  • りんりん

    新章スタート。謹慎中の秀麗は変な男からいきなり求婚される。街では贋作が出回っており・・・。次が気になる終わり方で、10巻が出るのが待たれる。

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