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恐怖箱 煉獄怪談 竹書房文庫

雨宮淳司

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784801908604
ISBN 10 : 4801908608
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

現役看護師として見聞きした医療系怪談で鮮烈なデビューを飾り、その後も圧倒的な筆致で紡がれる昭和怪談など独特の恐怖世界を築いてきた雨宮淳司。そして、怪談飽和時代に彗星のごとく現れ、新鮮かつ予測不能な恐怖を提示し実話怪談の可能性を広げた戸神重明。全く異質な個性を持ちながら、ともに恐怖箱レーベルで圧倒的な人気を誇る二人が初のタッグを組んだ。その結果は、恐怖+恐怖ではなく、恐怖×恐怖。空恐ろしいまでに深く闇を広げ、恐怖の粒子をばら撒いた。この世のどん底で降りやまぬ恐怖のシャワーを浴びる悦楽、ぜひ味わっていただきたい。

【著者紹介】
雨宮淳司 : 北九州出身。現役看護師。実話怪談大会「超‐1/2006年度大会」にペンネームじぇいむで参加、医療現場で見聞きした驚愕の怪異譚が一躍注目を集める

戸神重明 : 群馬県出身。実話怪談コンテスト「超‐1/2011年度大会」において頭角を現し、恐怖箱執筆メンバーに加わる。2015年『恐怖箱 深怪』にて単著デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 夢追人009

    雨宮淳司さんと戸神重明さんの共著怪談集は表紙イラストがエグイですね。本書の作品数は雨宮さん6に対して戸神さん22ですが実は頁数では雨宮さんが僅かに上まわっているのですよ。それぞれに長短が得意なお二人の持ち味が発揮されているのですね。『あとみよそわか』雨宮淳司:敷島さんが25年も前に亡くなった祖母から小学校の頃に聞いた「まじない」で忘れ物をしないおまじないがあった。それは家を出る際に「あとみよそわか」と3回唱えて後ろを一回振り向くというシンプルな物で、彼女が社会人になって忘れ物をしたかなと思えた時に試した。

  • HANA

    実話怪談集。斯界の実力者二人の共作という事で、期待して手に取る。期待は裏切られることなく、それぞれの持ち味が存分に出た良い一冊だったと思う。短いながらもバラエティに富む話を紡ぐ戸神氏に対して、陰々滅々としたひたすら暗い怪談を放ってくる雨宮氏という対比がとても面白い。好みなのは雨宮氏の方だけど。「大首」とか怪談以前に覗き込んではいけない他人の人生の暗い部分を見せつけられるようで、非常に「嫌」で実に良い。「最強の酒」とか上質の随筆を読まされているようだし、内容はアレだけど。共作の良い部分が出た一冊だと思う。

  • 澤水月

    自分のどストライク…鈴木則文監督始め綺羅星のごとき映画がズラリ出る雨宮氏トチリの女は最高!長い怪談は好みでないがコレは程よくイイ。一冊ほとんどが戸神氏。海に揺らめくゴーゴンのような女、夏の来訪者などビジュアル、嗅覚に訴える話が良い

  • ラルル

    説明がくど過ぎてダレる話も多かったです、がラストの「最強の酒」は面白かったです。あと表紙もイイ

  • 柊よつか

    竹書房怪談を長年彩り続けるお二人の共著。雨宮さんの長尺作品は、その場に漂う色のついた空気ごと吸い込んでいる気持ちになり、とても好き。話数の大半を占める戸神さんの作品は、不意の遭遇から強い執着までありバラエティに富むが、“何故?が不安げに胸に残る感じ”が多くて、怪異譚として心地よい。特に印象的な話は、理屈が分からず嫌な「初秋の電話」、理不尽さに憤りがわく「狙われた娘」、ぼんやり覆われた奇妙な色合いで不意にゾッとする「大首」、ラストでこちらも真っ暗になる「お化け屋敷の娘」、楽しい怪異実験「最強の酒」。

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