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春龍街のあやかし謎解き美術商 謎が解けない店主の臨時助手始めました アルファポリス文庫

雨宮いろり

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784434329265
ISBN 10 : 443432926X
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2023
Japan

Content Description

人とあやかしの血を引くOLのちづるは、真実を見抜く特別な力「麒麟眼」を持つせいで、周囲から孤立しがち。そんなある夜、彼女は人間社会の裏側にある春龍街の住人――あやかしの白露と出会う。半ば強引に春龍街へと連れてこられたちづるは、美術商をする白露に誘われるまま真贋鑑定の依頼を手伝い始めるが‥‥。吉祥の証と言われる全てを見透かす善き眼を持ったちづると、凶兆を告げる最悪のあやかし「鵺」の白露。善悪コンビが紡ぐあやかし謎解き奇譚ここに開幕!

【著者紹介】
雨宮いろり : 2022年「あやかし移動都市の美術商―鵺の本音は分かりにくい」でアルファポリス第5回キャラ文芸大賞謎解き賞を受賞し、2023年同作を刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 紅羽

    真実を見抜く力を持つ麒麟眼の会社員、ちづると、人とあやかしの世界を自由に行き来する美術商の鵺、白露のコンビがあやかしの抱える困り事を解決していく和風ファンタジー作品。最後はほっこりするような謎解きも良かったのですが、二人の幸せそうな同居生活がとても微笑ましい。美味しいものを分け合ったり、小腹が空いたからと二人でラーメンを食べに行ったりと、何気ない普通の生活描写に心惹かれる作品でした。

  • 桜城誠

    とてもいい作品でした。まずちづると白露のキャラがいい。ちづるは強気で真っ直ぐ白露にぶつかっていく姿が読んでいて気持ちがいい。白露も飄々としていてスケベ心が感じられないのがあっさりしていて私好み。そんな二人のやり取りも軽妙で、恋に落ちる過程も納得の行くものになっている。昨今食傷気味な前世での因縁がどうとかいうのよりよっぽど説得力がある。ストーリーも、ほどよい謎解きバディものとして完成度が高く感じた。良作。

  • えりか

    読み終わったー 今回は、凶兆の象徴鵺の白露と吉兆の象徴麒麟眼を持つちづる。 孤独を知っている二人があらゆる事件や鑑定をしていく物語。 そして、麒麟眼がどうゆう役割をもった眼なのか。 麒麟眼の本当の使い方とは? 白露とちづるの仲はどうなるのか。 また、孤独を知っている二人だからこそ寄り添える心あたたまる物語

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