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現代美術キュレーター・ハンドブック

難波祐子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784787273819
ISBN 10 : 4787273817
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

近年、様々な文脈でキュレーターやキュレーションといった言葉を耳にするようになったが、本来の意味である、博物館や美術館などで作品収集、展示、調査・研究を司る専門職=キュレーターとはどんな職業であり、その仕事内容はどのようなものなのか。

キュレーターは展覧会の企画運営を取り仕切る花形職種であるようなイメージがあるが、実際にはきわめて実務的で地道な仕事の積み重ねである部分も多い。仕事の中心となる展覧会の企画の立て方から魅力的な展示作りのノウハウ、予算管理の仕方、作品の借用や輸送計画、アーティストとの共同作業、カタログ作成など、「展示」「展覧会」の具体的なハウツー・実務を著者の経験やさまざまなエピソードを交えて解説する。

展覧会作りに携わり始めたばかりの学芸員、企画を模索するキュレーター、展示に初めて関わるアーティストはもちろん、全国各地でますます盛んになっているアートプロジェクトや国際展に関わるNPOや民間企業、地方自治体の担当者、美術系の学生は必携の一冊。実務上は必須でありながら「書き方」があまり知られていない企画書や借用書、アーティストとの契約書の雛型など、資料も充実の入門的な手引書。

著者について
難波祐子
キュレーター。東京都現代美術館学芸員を経て、株式会社 I plus N を設立。著書に『現代美術キュレーターという仕事』、共編著に『ビエンナーレの現在』(ともに青弓社)。企画した主な展覧会に「呼吸する環礁――モルディブ―日本現代美術展」(モルディブ国立美術館、マレ、2012年)など多数。札幌国際芸術祭2014プロジェクト・マネージャー(学芸担当)、ヨコハマ・パラトリエンナーレ2014キュレーター。

【著者紹介】
難波祐子 : キュレーター。東京都現代美術館学芸員を経て、展覧会などの企画運営をおこなすI plus Nを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • プクプク

    展覧会の企画から開催までの仕事を知ることができる。著者のエピソードを交えて詳細なことも書かれていた。そんな仕事に携わっているわけではないけれど、内容は興味深かった。

  • ゆうゆう

    ものすごく具体的で、ある意味、教科書的な一冊だった。現代美術ならではの難しさもちらほらと、納得出来るのだが、真面目な話だが、笑ってしまった。現代美術というと森美術館がすぐ浮かぶが、通勤ルートから外れてしまってからは幾久しい…久々に行きたくなる。

  • なをみん

    セールで思わず買ってしまったけれど、かなり具体的実務的幅広く業者的なお仕事本でした。「監視スタッフと清掃スタッフのツアーが必須」とか現代美術っぽいかも。ボールペンの禁止は規則でレセプションの白ワインが原則ってなるほどそんなものなのか日本的なのか。著者の初企画展、観たかったかも。

  • feeling_avocado

    キュレーターという職業に対して漠然と「かっこいい」「なりたい」と憧れの念を抱いていたが、私に見えていたのは企画やレセプションなど華やかな部分だけであり、実際は目が回るような膨大な実務を着実にこなし、多数の関係者と連携しながらなんとか一つの展覧会を終えることを目指す、超ハードワークだということがよくわかった

  • takao

    ふむ

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