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こちら、発達障害の世界より・生きやすく生きることを求めて ミライのパスポ

難波寿和

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784907582203
ISBN 10 : 490758220X
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2019
Japan

Content Description

人の心が分からない。対象のない不安にさらされる。不注意を繰り返す。輝くような感覚の世界に浸る。自らの過去と現在を、「あり得ないことがあり得る」発達障害特有の世界を、時にシリアスに、時に軽妙な語り口で描き出す。「当事者としてのボクと支援者としてのボク」。ふたつの立場を生きる者としての“信念”に基づき、生きづらさを生きやすさへ変える術を伝えていく。そして、その先に待つオモロイ世界に向けて歩き続ける姿を描く、清冽な自叙伝。

目次 : 第1章 生きやすく生きられない―発達障害と診断されるまで(ボクの世界について/ こんな大人が、できちゃいました)/ 第2章 当事者であり支援者―ふたつの立場で働く(診断が下りてから、再び働き始めるまで/ ふたつの立場をもつ支援者として ほか)/ 第3章 ボクの生きやすさ改善術・障害受容―オモロイ世界に向けて(ボク的生きやすさとは/ ストレス対処編 ほか)/ 第4章 あなたへの手紙―全ては当事者のために(パニックの世界にいるあなたへ/ 見通しのなさと不安の世界にいるあなたへ ほか)

【著者紹介】
難波寿和 : 1982年岡山県生まれ。兵庫教育大学大学院・学校教育研究科障害児教育専攻を修了後、福祉施設で心理士として勤務。2012年に自閉スペクトラム症と社交不安障害、その後、うつ病と診断され休職。心理士という専門職として働き続けていくために、自身の障害や疾患を開示したうえで周囲のサポートを受けながら、島根県を拠点に療育やカウンセリング、家族支援に携わっている。「発達障害児者支援サービススモステABA」代表、「山陰発達障害当事者会スモステの会」代表。全国各地での講演活動にも努める。2016年に初の単著『14歳からの発達障害サバイバルブック 発達障害者&支援者として伝えたいこと』(学苑社)を刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • サアベドラ

    自身も発達障害を持ち、現在は心理士として発達障害を持つ人向けの支援を行っている人が書いた本。2019年刊。前半は幼少期から大学を経て就職し、その後発達障害と鬱病の診断を受けて休職、再び心理士として復帰するまでの経緯を綴る。後半は自分がいかに自身の障害と向き合い、折り合いをつけていったかを語り、最後に発達障害を持っている人やその周りの人、それ以外の人へ向けたメッセージで締められている。著者は発達障害を持つ人は独自の世界を持っているという点を強調する。彼らを含め、多様な世界を受容できる社会になることを望む。

  • dolce vita

    本当に、みんな違ってみんなよくて、個性を尊重した社会になればいい。1つの部屋にまとめられて同じように過ごす、社会性とか協調性とかを学ぶ場が苦痛でしかない子たちがいて、同じようにできないことを異質に見られたり区別されたりすることがある。本当は、1人ひとりを測れるものさしは違うものだけど、多の中の位置付けをするのなら統一されたものさしは必要。でもそれが全てではなくて、ハンデがあってもなくても、自分の得意を伸ばし自信を持てるように支えていきたいと強く思った。#NetGalleyJP

  • なこ

    怒っても怒ってもちょっかいを出してしまうのは、もっと刺激が欲しいと自分でもコントロール出来なくなってしまっている「お花畑パニック」状態であったり、「18時に帰る」と言った母が帰ってこなかった場合も大体は「買い物が長引いてるんだろう」とあまり気にしないが、本人は遅れる理由が分からず「もう帰ってこないんじゃないか」と泣き叫んでしまうという発達障害特有の感覚というものを直に触れることができたと思います。

  • ひろか

    著者の成長記

  • ao

    2023.9.13-9.15/3days. 自叙伝であるこの本は、当事者より支援者、保護者に向けて書かれた印象を受けた。自己理解の中で、独りの仕事で他者と交わらない仕事に可能性を見出して、でも結局心理士として復職したはずなのに、今はフリーランスとして就労。1番知りたい就労に関する経過がやんわりしていて、参考にならなかった。

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