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日本人と中国人同文同種と思いこむ危険

陳舜臣

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784396114879
ISBN 10 : 4396114877
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2016
Japan

Content Description

中国を知り、日本を知る最良の入門書。同じ黄色人種であり、漢字や食文化などの共通性から、日本人は日本と中国を「同文同種」と考えやすい。しかし著者は、日本人と中国人は「似て非なる存在」であり、中国の多様性を十分に理解しない日本人は誤解の陥穽に陥りやすいと言及。両国の違いについて、具体的事例を用いて、比較・検証する。本書の初版は一九七一年だが、時事的要素を避け、歴史や古典を基にすることで、本質をとらえることに成功している。現在の日中関係を考えるうえでも、大いに参考になるだろう。

目次 : 第1章 日本人と中国人に関する一問一答―あなたは一体、どれだけ知っているか?/ 第2章 脣と歯 つきあいの歴史―中国の古典から見た日本の歴史/ 第3章 “面子”と“もののあわれ”―決定的なちがいは、日本に黄河がなかったこと/ 第4章 ことだま―“同文同種”と思いこむことの危険/ 第5章 “血”と“文明”―日本文明の源は“血統への信仰”にある/ 第6章 “完全”と“不完全”―バランスを尊ぶ中国人と、アンバランスを好む日本人/ 第7章 “人間くささ”と“ほどのよさ”―自殺ひとつとっても、これだけのちがいが…/ 第8章 われら隣人―長短相補う国家、そこに摂理が…

【著者紹介】
陳舜臣 : 1924年、兵庫県神戸市生まれ。1943年、大阪外国語大学印度語科卒業。同校西南亜細亜語研究所助手を経て、家業の貿易業に従事。1961年、『枯草の根』で江戸川乱歩賞を受賞し、作家生活に入る。1969年、『青玉獅子香炉』で直木賞受賞。以後、日本推理作家協会賞、毎日出版文化賞、大佛次郎賞、吉川英治文学賞、朝日賞、日本芸術院賞などを受賞。2015年1月、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • takam

    中国人と日本人がなぜ分かり合えないかについて。70年代後半に書かれた本だが、扱っているネタが本質的なため現代に生きる我々も肌身に感じることが描かれている。中国人が人に可能性を抱き、独裁政権を生みやすい文化であるという点が分かった。また、儒教支配から逃れたいことが革命の契機になり、太平天国の乱や文化大革命といった事件が発生するという指摘は面白い。彼らはキリスト教やマルキシズムといった思想を理解せずに政治利用する。また、科挙で詩が重要視されるように、中国では文人と政治家の距離が近い文化を生んだ。

  • マッピー

    「同文同種」使われる言葉と人種が同じ、という意味だそうです。ちょっと古い本なので時代の違いなのかもしれませんが、日本人と中国人、人種が同じと思うことが日本人の共通認識なんでしょうか?日本人と中国人の人種が同じとは全然考えられないのですが。ましてや、同じ漢字を使っているから分かり合えるというのも勘違いで、同じ漢字でも意味が違うことは多々ありますし、今の中国の簡体字と日本の漢字はもう別物でしょう。それを踏まえた上で、日本と中国の違いというのが目新しくて面白い。お互いにわかりあう努力をすればいいと思うのだけど。

  • ロッキーのパパ

    評価は★★☆(満点は★★★★★) 当たり前だけど歴史に関する話は今でも古さを感じない。文革中に刊行された本なので、同時代性は感じられない。読んで損はない本だけど、敢えて新刊として発行する意味があるのか疑問だ。できれば、経済発展した今の中国を素材に書いたエッセイも読んでみたかった。

  • アーク

    中国人って、日本人とは全く国民性が違うのはわかるけれど、その思想の大元とか成り立ちとか、僕はよく知らなかったので本書を読んで学ぶところが多かった。アジア人同士だけに外見もよく似ているから性格も同じだろう、とかかってはいけない、ってことだね。いかんせん中国や韓国って日本と仲が悪いけれど、その一端は国民性を正確に把握していないところにあるんだな、と感じた一冊。

  • ふみ乃や文屋

    同じ祥伝社新書の、486番『日本人と中国人――なぜ、あの国とまともに付き合えないのか』のあとに読んだからなのか、心穏やかに読めた。こちらは対立を際立たせるでもなく日中の優劣を云々するでもない。でも記述は具体的で読みやすく安心。日中の考え方の差異を知ることで良い関係を築くヒントになりそうです。

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