日本語語彙的複合動詞の意味と体系 コンストラクション形態論とフレーム意味論 ひつじ研究叢書(言語編)

目次 : 第１章　序論/ 第２章　語彙的複合動詞とその研究/ 第３章　コンストラクション形態論とフレーム意味論/ 第４章　コンストラクションと複合動詞１―階層的スキーマネットワークと意味関係スキーマ/ 第５章　コンストラクションと複合動詞２―コンストラクション的イディオムと語彙的コンストラクション/ 第６章　フレームに基づく複合動詞の考察１―語彙的意味フレームと複合動詞の組み合わせ/ 第７章　フレームに基づく複合動詞の考察２―事象参与者と複合動詞の項/ 第８章　主語不一致複合動詞の形成メカニズム/ 第９章　本書の意義と今後の展望

【著者紹介】
陳奕廷 : 台湾台北市出身。東呉大学外国語学部日本語学科卒業。台湾大学大学院日本語文学研究科修士課程修了。神戸大学大学院人文学研究科博士後期課程修了。博士（文学）。専門は認知言語学、対照言語学。日本学術振興会特別研究員ＤＣ２、ＰＤ、国立国語研究所理論・対照研究領域プロジェクトＰＤフェローを経て、三重大学教養教育機構特任講師

松本曜 : 北海道札幌市出身。上智大学外国語学部卒業。同大学院外国語学研究科博士課程前期課程修了。米国スタンフォード大学にてＰｈ．Ｄ（言語学）。専門は意味論。東京基督教大学神学部、明治学院大学文学部、神戸大学大学院人文学研究科で教えた後、国立国語研究所教授（理論・対照研究領域）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）