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ヴェネツィア 水上の迷宮都市

陣内秀信

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784061491113
ISBN 10 : 4061491113
Format
Books
Publisher
Release Date
August/1992
Japan

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • A.T

    水辺の都市ヴェネツィアが、古代ローマ時代の円形劇場の形式をルネサンス時代に発展させ、現代へつなげたことに驚きと興奮とともに学習して読了。サン・マルコ広場〜運河の水上に設えた円形ステージ(その名も「世界劇場」…これはイギリス シェイクスピアの「グローブ座」の前形とも?)〜ゴンドラからの観劇、という大空間のスペクタクル…広場からは庶民も自由観劇。運河には花火が打ち上げられ。オペラ空間の始まりに鳥肌がたった。

  • NY

    3月に初めて訪れたベネチアを復習するために読んだ。まさに水が主役、世界で唯一無二の都市。運河を跨ぐいくつもの階段状の橋と、狭く複雑な路地はまさに歩行者泣かせ。これに尋常でないオーバーツーリズムが加わり、住民の日常生活は相当困難だと思われる。それでも、著者のように「島」の中に住み、春夏秋冬を過ごしてみたいと思わせる、底なしの魔力に満ちている。かつてベネチア領であった「本土」も島とは違う魅力がある。自分が訪れた中では、本書が触れていないラグーンの島、トルチェッロ島の教会が印象に残った。

  • うえ

    ヴェネツィアの歴史を深く掘りさげつつも、読むものを楽しませ飽きさせないロングセラー。1992年刊行だ。東京と同じく夏蒸し暑い事情に触れつつ、建物の最上階に住む人だけが設置できる屋上テラス、アルテータの魅力について語りつつ、ヴェネツィアで生まれた言葉「ゲットー」におけるユダヤ人が、隔離されていたわけではなく「都市の中に、有機的な関係をもって挿入されていたと見るべき」と説く。地元の人々に人気で観光客のほとんど訪れない魅力的な居酒屋、レストラン「コルテ・スコンタ」(隠れた中庭)も紹介。法政の名物教授でもあった。

  • へど

    『ARIA』からのステップアップとして、より広汎にヴェネツィアを知りたい!と手に取る人のニーズにぴったり応えてくれるような本だったと思います。知っている単語がわんさか、知らない単語もわんさか。なかでも「迷宮」「祝祭」の章は出色のおもしろさでした。図表も豊かで理解が捗りますし、これで税別860円は安すぎます。

  • takao

    ふむ

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