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ISBN 10 : 4874988288
Content Description
日本という国で、なかなか届かない沖縄の人々の思い―。2019年の沖縄県民投票や昨今の県・国政選挙の結果に、“日本政府・やまとぅ”からの十分な応答がないなかで、私たち“うちなーんちゅ/沖縄の人々”は、これ以上どうしたらいいのだろうか?日本・沖縄で誤解されている「自己決定権」「先住民族」という表現を、その歴史的背景の解説とともに丁寧に紐解き、沖縄・日本の人々への道標を示してくれる一冊。
目次 : 第1章 沖縄からジュネーブへ―国連人権理事会に向けての9カ月の記録(翁長知事が残した「沖縄の自己決定権」/ 「自己決定権」という言葉の重み/ 保守政治家から沖縄の「アイデンティティ」を背負う政治家へ ほか)/ 第2章 琉球・沖縄の人々の自己決定権(国際人権法における自己決定権/ 琉球・沖縄の人々の自己決定権/ まとめ)/ 第3章 沖縄と国際人権法(先住民族としての権利―“辺野古”を国際人権法から考える(1)/ 「救済的分離」という国際法の理論―“辺野古”を国際人権法から考える(2)/ 表現の自由・集会結社の自由/ 女性に対する暴力/ 健康に対する権利/ 沖縄と差別/ 沖縄と自治)
【著者紹介】
阿部藹 : 1978年生まれ。琉球大学客員研究員・非常勤講師。京都大学法学部卒業後、2002年NHKに入局。ディレクターとして大分放送局や国際放送局で番組制作を行う。夫の転勤を機に2013年に退局し、沖縄に転居。「沖縄『建白書』を実現し未来を拓く島ぐるみ会議」国連部会のメンバーとして、2015年の翁長前知事の国連人権理事会での口頭声明の実現に尽力。2017年に渡英してエセックス大学大学院で国際人権法医修士課程を修了。朝日新聞社の「論座」サイトに論考を随時公開している。「沖縄タイムス読者委員会」委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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金陽順
読了日:2024/05/04
Y_Kuroyanagi
読了日:2023/01/08
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