Product Details
ISBN 10 : 4826506945
Content Description
障害者の殺傷事件や強制不妊手術問題に内在する優生学・優生思想の現在を検証し、新たな障害文化の共有と共生社会の実現可能性を探る一つの試み。
目次 : 1 障害者の存在を否定する二つの出来事(津久井やまゆり園殺傷事件/ 障害者の強制不妊手術をめぐる問題)/ 2 障害者の存在価値を否定する視点及びその問題点(社会・国家に役に立つかどうかという視点/ 障害者は次の世代に悪い資質を遺伝させるという視点/ 障害者の存在が本人や周囲の人を不幸にするという視点)/ 3 障害者の存在が健全で安らかな社会をつくる(「個人の尊重」という理念を定着させるために/ 生命が存在することそのものに価値があるという視点/ 人間の価値に線引きはできないという視点/ 障害児・者から発信される価値/ 障害者は、健全で安らかな人間社会を存続させるために必要な存在)
【著者紹介】
阿部芳久 : 東北大学大学院教育学研究科修士課程修了(心身欠陥学専攻)。宮城県立光明養護学校(教諭)、仙台市立荒町小学校(教諭、自閉症児の学級担任)を経て、東北福祉大学教授。東北福祉大学在任中は、社会福祉学科長、認知症介護研究研修仙台センター副センター長、特別支援教育研究センター長を兼任する。現在、東北福祉大学名誉教授、NPO法人ひよこ会理事、発達支援ひろがりネット顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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アセロラ
読了日:2022/02/02
しゅー
読了日:2022/08/09
もりぞう
読了日:2020/05/10
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