法人税制 1980年代から現在までの変遷

法人税減税、課税ベース拡大…、財務当局との駆引き、経済界との調整はどのように行われたのか？内側から見た３０年間を紐解く！！

目次 : 税制抜本改革と法人税/ 税率引下げと課税ベース拡大/ 政策減税か税率引下げか―平成１５（２００３）年度税制改正の選択/ 組織再編成税制―平成１３（２００１）年度税制改正とその後/ 連結納税制度の創設―平成１４年（２００２）年度税制改正/ 減価償却制度―平成１９（２００７）年度、２０（２００８）年度税制改正/ グループ法人税制―平成２２年（２０１０）年度税制改正/ 地方法人課税/ 民主党政権下の税制改正/ アベノミクスの税制改正（平成２５（２０１３）〜２６（２０１４）年度税制改正/ 平成２７（２０１５）〜２９（２０１７）年度税制改正）/ 中小法人税制とＬＬＰ・ＬＬＣ/ 国際課税/ これからの法人税―所得課税以外の法人税の可能性

【著者紹介】
阿部泰久 : 一般社団法人日本経済団体連合会参与。１９５５年６月生。１９８０年３月東京大学法学部卒業。１９８０年４月社団法人経済団体連合会（現一般社団法人日本経済団体連合会）税制、企業会計、経済法制、産業政策関係を担当、経済基盤本部長等を経て、２０１４年６月常務理事、２０１６年６月〜参与。２０１６年６月〜新むつ小川原株式会社会長。法制審議会臨時委員、金融審議会専門委員、法曹養成制度改革推進顧問会議委員、社会保障審議会専門委員、消費者委員会専門委員、等歴任（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）