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望月の烏

阿部智里

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784163918068
ISBN 10 : 416391806X
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2024
Japan

Content Description

絶対権力者・博陸侯の後ろ盾のもとで、
新たに異世界〈山内〉を統べる金烏代となった凪彦。
その后選びのため、南北東西の大貴族の家から選ばれた、
四人の姫君たちが、宮中での〈登殿の儀〉へと臨む。
しかし下級官吏として働く、絶世の美姫の存在が周囲を――。

【著者紹介】
阿部智里 : 1991年、群馬県前橋市生まれ。早稲田大学文化構想学部在学中の2012年、『烏に単は似合わない』で松本清張賞を史上最年少受賞。17年、早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。デビュー作から続く壮大な異世界ファンタジー「八咫烏」シリーズは現在は第2部へと突入、外伝も含めて『望月の烏』で12冊を数える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ゆみねこ

    新たな金烏の座に就いた凪彦。その后候補の4人が登殿の儀に臨む。蛍・鶴が音・山吹・桂の花、そして落女として宮中で働く美しい澄生。山内を支配する博陸候雪斎(雪哉)。后選びの行方も、行方をくらました澄生も、先が気になって早く続編が読みたい。外界の動きも気になる。

  • itica

    金烏の妃選びは、かつての同じ儀式を思い出す。(頼りない私の記憶力では心もとないが)頭脳明晰の雪哉の目覚ましい活躍、若き山内衆の団結力が今では懐かしい。月日と共に政の最高峰に上り詰めた雪哉と、現状の山内を憂いる落女の澄生のどちらが正しいのか考えさせられる。次回は新たな局面を迎えるのだろうか。吉報なのか凶事なのか皆目見当がつかないのだけれど。

  • ままこ

    シリーズ第一期を読んでる時点で、まさかこんな展開になるとは思いもしなかった。新章からの2作目。さらに時は流れまた、新たな皇后選びが始まる。金烏の凪彦はどういう運命を辿るのか…。雪斎の真意もまだわからず。そして、キーマンとなりそうなあの人が絡んできた。色んな問題を抱えながら物語はさらに大きく動きそう。続編を早く読みたい。

  • pohcho

    めぐりめぐって再びのお妃選び。しかも、大紫の御前があせびの方って!(おそろしい・・)こんな母の息子なのに、金烏代の凪彦は意外とまともな青年だった。前回とはまったく様子が異なる四姫登殿の儀に、女を捨て官人になった真赭の薄の娘・澄生がからんで、やっと第二部が本格的に始まったような気がする今作。面白くなってきてとても嬉しい。時系列的にはこの後「楽園の烏」になる。雪哉がすっかり悪者だけど実は・・的な展開あるのかな?(あってほしいな・・)続きが待ち遠しい!

  • mayu

    金烏代となった凪彦の妃選びと、落女となった澄生。この美しく聡明な落女の正体、もしやと思ってはいたけれどやっぱり彼女だった。一方を守ろうとすれば虐げられる者が出て、全てを平等にと思えば守りきれない。理想はあれど、理想通りに政を動かすのはなかなか難しい。凪彦は飾りの金烏代じゃなく、自分で真実を見つけようとする骨のある人のようだ。雪斎の本音にも少しだけ近づけた気もするが、まだまだ謎のまま。妃候補の姫にもなにやら思惑がありそう。次巻は外界も巻き込んだ騒動になるのか。楽しみに待とうと思う。

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