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シネマの記憶喪失

阿部和重 / 中原昌也

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784163685700
ISBN 10 : 4163685707
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2007
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Product Description

2人の気鋭作家による最もディープな映画談義。
「M:i:3」から「太陽」、あるいはスピルバーグから黒沢清まで。映画を語らせたら朝まででも議論が尽きない芥川賞作家と三島賞作家が、最新の映画事情を斬新かつ誠実に解き明かす!真っ向から意見を対立させたかと思えば、次の瞬間に意気投合する――臨場感溢れる白熱の映画談義。映画評論界の重鎮・蓮實重彦氏や気鋭の映画監督・青山真治氏との鼎談も盛り込んだ映画ファン必読の対談集です。

Content Description

すべての映画ファンに捧ぐノンストップ・シネマ談義。ゴダール、スピルバーグ、イーストウッドから青山真治、黒沢清、北野武まで―。時空を超えて論じ尽くす濃密なる22セッション。

目次 : 微妙であることの意義―『レイクサイドマーダーケース』と『アビエイター』/ 感情移入なんて知るか!―『クライシス・オブ・アメリカ』と『エターナル・サンシャイン』/ 「今年のベストワン」その一―クリント・イーストウッド『ミリオンダラー・ベイビー』/ 「今年のベストワン」その二+掘り出しもの―『ライフ・アクアティック』と『キャビン・フィーバー』/ やっぱり上品と悪趣味の間が大事じゃね?―『メリンダとメリンダ』と『おわらない物語アビバの場合』他二本/ 同部屋対決!―『宇宙戦争』と『スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐』/ 自由・平等・幸福の追求―ジョージ・A.ロメロ『ランド・オブ・ザ・デッド』/ 二つの葬送―『アワーミュージック』と『ランド・オブ・プレンティ』/ 怒りの日―『ロード・オブ・ドッグタウン』と二つの企画上映/ ジョン・ヴォイトの時代―『ドミノ』と『TAKESHIS’』〔ほか〕

【著者紹介】
阿部和重 : 1968年山形県生まれ。90年、日本映画学校を卒業。94年に「アメリカの夜」で群像新人文学賞を受賞し、小説家としてデビュー。99年に『無情の世界』で野間文芸新人賞、2004年に『シンセミア』で伊藤整文学賞、毎日出版文化賞をダブル受賞。05年には「グランド・フィナーレ」で芥川賞を受賞した

中原昌也 : 1970年東京都生まれ。80年代半ばよりノイズ・ミュージシャンとして活躍し、90年に「暴力温泉芸者」としてデビューした。その後「ヘアスタイリスティックス」として音楽活動を展開。一方、98年には初の小説集『マリ&フィフィの虐殺ソングブック』を発表。2001年に『あらゆる場所に花束が…』で三島由紀夫賞、06年に『名もなき孤児たちの墓』で野間文芸新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • harass

    佐々木敦の批評本で挙げられてた本。作家の二人による文芸誌に連載されていた対談。2005年から2006年ごろ公開された映画評論していく。ときどきゲストが入る。蓮實重彦も。とにかく映画マニアな二人で映画の記憶から監督の過去作との比較などで評論。感覚的でありながら説得力の不思議な強さを感じる。自分は映画を見なくなった時期の作品ばかりの話でもどかしい。マニア向けな映画ばかりでなくスピルバーグなども評論する。チェックした映画を見てみたいと思わせた。Amazonビデオは便利。おすすめ。

  • 踊る猫

    自由自在だな、と思わされた。彼らに掛かればスティーヴン・スピルバーグもクリント・イーストウッドも、M・ナイト・シャマランもガス・ヴァン・サントも同列に論じられてしまう。デヴィッド・リンチとデヴィッド・クローネンバーグも……語りが中心なのでライヴ感に溢れておりスリリング。悪く言えばそれだけ深くコアな考察が為されているわけではなく、「?」なところもないでもないのだけれどここまで語られては見事としか言いようがない。特にシャマランに関してはノーマークだったことを恥じ、早速『レディ・イン・ザ・ウォーター』を観たい!

  • 王天上

    以前読んだが、最近毎日のように映画を観ている生活なので新しい発見がいろいろあった。存在自体謎のような映画が観たい。

  • Mark.jr

    こういう本を読むと、自分は全然映画本数観れてないし、そもそも映画の観方もよく分かってないし、映画に対する愛着も薄いんだろうなと思ってしまいます...。

  • こすもす

    二人でああじゃない、こうじゃないと映画を語っているけれど高度?過ぎて私にはよくわからなかった。

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