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人的環境のユニバーサルデザイン 子どもたちが安心できる学級づくり

阿部利彦

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784491039466
ISBN 10 : 4491039461
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 総論 人的環境のユニバーサルデザインとは?(教育のユニバーサルデザイン/ 教育のユニバーサルデザインにおける三つの構成要素 ほか)/ 第1章 きっかけをつかむ(クラスで気になる子を「気にし過ぎる子」の存在/ 気にし過ぎる子は、なぜ気になる子に近づくのか ほか)/ 第2章 背景を知る(昨今の学校や子どもたちを取り巻く背景/ 「人的環境のUD」の最優先課題は、「教師のあり方」 ほか)/ 第3章 秩序のあるクラスをつくる(なぜ、崩れているクラスの担任に?/ 気持ちを立て直して ほか)/ 第4章 居心地のよいクラスをつくる(教育のユニバーサルデザインと授業のユニバーサルデザイン/ 教育のユニバーサルデザインを成り立たせる条件 ほか)

【著者紹介】
阿部利彦 : 星槎大学大学院教育実践研究科教授。早稲田大学人間科学部卒業、東京国際大学大学院社会学研究科修了。専門は教育相談、学校コンサルテーション。東京障害者職業センター生活支援パートナー(現・ジョブコーチ)、東京都足立区教育研究所教育相談員、埼玉県所沢市教育委員会健やか輝き支援室支援委員などを経て、現職。星槎大学附属発達支援臨床センター長、日本授業UD学会理事、日本授業UD学会湘南支部顧問などを務める

赤坂真二 : 上越教育大学教職大学院教授。新潟大学教育学部卒業、上越教育大学大学院修士課程修了。学校心理士。19年間の小学校勤務では、アドラー心理学的アプローチの学級経営に取り組み、子どものやる気と自信を高める学級づくりについて実証的な研究を進める。2008年度から、即戦力となる若手教師の育成、主に小中学校現職教師の再教育にかかわりながら、講演や執筆を行う

川上康則 : 東京都立矢口特別支援学校主任教諭。立教大学卒業、筑波大学大学院修了。公認心理師、臨床発達心理士、特別支援教育士スーパーバイザー。NHK「ストレッチマン・ゴールド」番組委員。障害のある子どもの指導に長年関わる一方で、保育園・幼稚園、小・中・高校などでの講演活動、ちょっと気になる子についての相談などにも携わっている

松久眞実 : 桃山学院教育大学教育学部教授。大阪教育大学大学院修了、教育学修士。公認心理師、特別支援教育士スーパーバイザー。学校心理士。臨床発達心理士。堺市立特別支援学校で教師生活をスタートし、市内小学校で主に通常の学級担任として勤務。堺市教育委員会指導主事、プール学院大学教育学部准教授などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 香菜子(かなこ・Kanako)

    人的環境のユニバーサルデザイン。 阿部利彦先生、赤坂真二先生、川上康則先生、松久眞実先生の著書。人的環境のユニバーサルデザインという言葉は初めて聞いたけれど、 子どもたちが全員安心して学べる場を作るための環境づくり、環境整備と考えれば、それほど難しくはない内容。問題行動を起こしてしまう子どもや自分勝手な言動で和を乱してしまう子ども、いわゆる問題児のレッテルを貼られてしまった子どもを疎外してしまうのは簡単だけれど、そうではなくて人的環境のユニバーサルデザインを考えた環境づくりをすることが何よりも大切。

  • 江口 浩平@教育委員会

    【教育書】お義母さんが執筆者の一人ということで、プレゼントしていただきました。これからの教師はユニバーサルデザインの考え方を標準装備にしていかないといけないのではと感じた。教師自身が子どもたちにとって最大の環境になっていること、教育において子どもが失敗から学ぶことは大いにあるが、させなくてもいい失敗は避けてあげるほうがよいこと、具体的な子どもへの支援は記録しておき汎用データとして活用したり共有したりするほうがよいことなどの気づきがありました。

  • 生ハム

    「ずるい」「なんであの子だけ」。そんな、「気になる子を気にしすぎる子」への支援、という視点に気づかせてくれた一冊です。「人的環境」をUDへ、というのは中々耳になじまないことばでしたが、納得しました。子どもたち同士の関係、そしてクラスの雰囲気を”デザイン”するということ。間違いや違いを暖かく認め合えるということ。そういう、誰しもが「学びやすい」環境を、「人的な視点」でも持たなければ、と思わされました。大変勉強になりました。

  • mori

    じっくり読む。いい本だな。阿部先生は、クラスづくりの基盤をわかりやすく書かれていた。援助要求が出せる子、クラスにしたい。川上先生は社会心理学の知見やマルトリートメントにも言及。教師の圧、風について再考できた。松久先生は、立て直した実践例をもとに通常学級の現在のリアルと難しさ、コツを書かれていた。赤坂先生は、場面を具体的に提示しながらUDについて。「一般校は特別支援の理解がない」と嘆く特別支援学校のベテランの先生方にも読んで通常学級のことをきちんと知ってほしいと願う。

  • cl_hickey

    【仕事本】 授業のUD、教室環境のUDについて今まで読んできたが、人的環境のUDについては初めて。人的環境のUDを構成するのは安心感、共感、集団肯定感。そのための教師のあり方を解説。ありがちなクラスの悩みを人的環境のUDの視点から良い道を示す具体例あり。 今までの自分の感覚を肯定されることで自信に。

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