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こねこのタケシ 南極大ぼうけん

阿見みどり

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784877867997
ISBN 10 : 4877867996
Format
Books
Publisher
Release Date
July/1986
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

カラフト犬のタロ・ジロと一緒に南極へ行き、第一次南極越冬隊員たちのアイドルだった猫がいた…。20世紀に南極を生きた、地球でただ1匹の猫・タケシを描く絵本。本物のタケシの写真も掲載する。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぶんこ

    南極の本は何冊か読んでいるのに、猫が居たとは知りませんでした。犬は大事な同志、仲間ですが、猫は癒し担当だったのでしょう。過酷な環境に男性だけでの生活。猫がいるだけで、どれだけの越冬隊員が癒されたことでしょう。それだけに他の隊員たちが、帰ってきた港で行方不明と言ったのは、作間隊員とご家族をいたわってのことだと思います。亡くなるのは辛いですが、行方不明はもっと辛い。一生心に「自分への罪」となって残ってしまう。南極育ちのタケシですから、きっとたくましく生きたと思います。

  • p.ntsk

    タロジロとともに南極越冬した唯一の猫タケシの実話を基にした絵本。出発前の越冬隊の前に突然現れ隊員たちのマスコットに。帰国後は使命を終えたかのよう忽然と姿を消したタケシ。ちょっとミステリアスです。タケシの魂は大好きな南極を駆け巡っているのでしょうか。

  • り こ む ん

    テレビ番組で知り得た猫の話。タロウ、ジローの話があまりにも劇的だっただけに…猫があの越冬隊に居たなんて知らなかった。しかも縁起が良いからと…人の勝手な思いで…なんか、考えてしまうのだけど、南極での日々は、隊員たちの癒しとなり、本人も住めば都とばかり生活をしていた様子にほっこりする。猫はあまり環境の変化を好まないから…日本の雑多さに驚いたのかな?巻末に実際のタケシ姿と笑顔の隊員の写真。あとがきまで読んでいただきたい。

  • ネムコ

    先日、テレビで南極に行った猫がいると知ったところだったので、この本に興味を持ちました。実話です。すごいな。絵のタケシも可愛いけど、写真の本物のタケシは個性的なブサカワ系で、とっても好み❗ 昭和基地で良いパートナーだった作間隊員のうちに引き取られた一週間後に失踪。どこに行っちゃったのかな…。

  • たまきら

    南極に猫を連れて行った時代があったんだ!動物検疫とかあったのかなあ…などと考えつつ、不思議な環境を受け入れ、みんなの癒しであり続けたこの雄ネコのおおらかさにびっくり。帰国して「おお、なかまがいるじゃん!」と張り切ったのかなあ。それとも本当に南極を探しに行ってしまったのかしら。さびしいなあ。また一味違う「南極物語(古いからみんな知らないかしら)」です。読み友さんから。

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