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中国モノマネ工場 世界ブランドを揺さぶる「山寨革命」の衝撃

阿甘

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784822248772
ISBN 10 : 4822248771
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

一時の「模倣」はコピー、普遍の「模倣」は革命。火薬、携帯電話、新幹線など、中国の驚異的発展を底辺で支える、ハイテク製造現場のモノマネ・イノベーション「山寨」の最前線に切り込んだ異色ドキュメント。

【著者紹介】
阿甘 : 経済・金融・IT分野で活躍する気鋭のジャーナリスト・作家。1967年4月生まれ。1988年重慶大学工学部卒業。1994年北京理工大学大学院コンピュータ学部卒業。「周末画報」「中国ビジネスジャーナル」などのメディアでコラムを寄稿

徐航明 : 中国西安市出身。1990年代後半来日。2000年に東京工業大学大学院知能システム科学専攻卒業。外資系通信メーカーを経て、2002年から日系大手電機メーカーに勤務。工学の専門分野だけでなく、新興国発のイノベーションを中心に、非連続型イノベーションの研究も行っている。また中国や日本等の異文化の比較研究についても興味があり、雑誌等に食文化などに関する記事を執筆するなど幅広い分野に取り組んでいる

永井麻生子 : おあしすランゲージラボラトリー代表、追手門学院大学国際教養学部非常勤講師。1987年4月より1988年1月まで北京師範大学対外漢語教学中心基礎漢語専攻進修生。商社勤務、日本語教師などを経て、1998年神戸市外国語大学大学院外国語学研究科博士課程単位修得退学。2006年におあしすランゲージラボラトリーを設立

生島大嗣 : アイキットソリューションズ代表。神戸大学大学院工学研究科電子工学専攻修士課程修了。17年間三洋電機に在籍し、工場の現場での技術部勤務から研究所での最先端の研究開発、本社と連携した企画業務まで幅広く経験。世界初のカラー液晶を開発したチーム、日本初のワンセグ携帯に採用されたLSIの開発チーム等に所属し、英国企業中央研究所での共同開発にも関与した。2000年に「三洋電機は10年以内に大変なことになる」と予測して退職し、アイキットソリューションズを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 中国人ジャーナリストによる、中国の山寨(模倣)携帯とその市場の分析など。なるほどと思う個所もあるけど、ベースとなる感覚とか考え方とかが日本人と違い過ぎて、全体的に消化不良を起こしたような気持ち悪さ。最初に巻末の解説を読んで、この本が翻訳されて日本で出版された意図を確認しておくと少し読みやすくなるかも。

  • koji

    2017年1月に感想を書いています。山寨とは、中国語で「山中の砦、農民の反統制運動」を意味するそうです。本書の主張は、2009年当時、主に中国で大量生産される模倣された製品(代表格は、深圳の携帯電話)製造システムは中国発のイノベーションとするものです。これは挑戦的です。解説の生島さんも言うように、私も山寨は単なる経済現象と考えます。今の中国を見ていると、限界に当たっています。ただ、ブランド品の模造には全否定できない力はあると考えています。なかでも「電子製品には山寨化する遺伝子」があるとする主張は肯定します

  • midnightbluesky

    奇をてらったタイトルだが内容は至って真面目。いたちごっこの攻防を分析しているが、所詮ニセモノなので滑稽に思えてしまう。

  • in medio tutissimus ibis.

    でも結局、安く携帯電話作ってるだけでどこが革命なんだ――という向きの人は著者が社会主義国家中国の人民であることを思い出して頂きたい。著者は単に、知財やブランドという生産手段を奪取すれば、閉塞した資本主義的大企業の搾取なく携帯電話を誰でも作れるようになると言う暴論を、景気の良さで糊塗しているだけである。それが利益のための方便なのか、社会主義市場経済路線の変更を迫るもっと過激な論理なのかは、判断しかねるが。どちらにせよ景気がよさそうな中国にも、存外生きづらさと閉塞感が漂っている様だというのは意外な収穫である。

  • あつもり

    面白いですが、やや大げさかな、という気も。

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