Books

シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和 双葉文庫

阿津川辰海

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784575528862
ISBN 10 : 4575528862
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

議論の余地なし。誰が見ても「悪」と断言できる、気持ちいいほどの悪人であるシリアルキラーを、五人の気鋭の作家が描く。完全新作だけを収録したアンソロジー!
多種多様な正義が飛び交う、混沌とした社会で燦然と輝く、突き抜けた悪の物語。
〇収録作家 阿津川辰海/木爾チレン/櫛木理宇/くわがきあゆ/結城信一郎

【著者紹介】
阿津川辰海 : 1994年生まれ。東京大学卒業。2017年、光文社の新人発掘プロジェクト「カッパ・ツー」により『名探偵は嘘をつかない』でデビュー。以後、ミステリ・ランキングを席巻。また20年『紅蓮館の殺人』、21年『透明人間は密室に潜む』、22年『蒼海館の殺人』と3年連続で「本格ミステリ大賞」候補となる

木爾チレン : 1987年京都府生まれ。2009年、大学在学中に執筆した短編小説「溶けたらしぼんだ。」で「第9回女による女のためのR‐18文学賞」優秀賞を受賞。12年に『静電気と、未夜子の無意識。』でデビュー

櫛木理宇 : 1972年新潟県生まれ。2012年『ホーンテッド・キャンパス』で第19回「日本ホラー小説大賞・読者賞」を受賞し、デビュー。同年『赤と白』で第25回「小説すばる新人賞」を受賞

くわがきあゆ : 1987年京都府生まれ。京都府立大学卒業。第8回「暮らしの小説大賞」を受賞し、2021年に『焼けた釘』でデビュー。2022年『レモンと殺人鬼』で第21回「このミステリーがすごい!」大賞・文庫グランプリを受賞

結城真一郎 : 1991年神奈川県生まれ。東京大学卒業。2018年『名もなき星の哀歌』で第5回「新潮ミステリー大賞」を受賞しデビュー。2021年「#拡散希望」で第74回「日本推理作家協会賞(短編部門)」受賞、同短編を収録した『#真相をお話しします』で、2023年本屋大賞にノミネートされる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ごみごみ

    タイトル通り、5話の短編どれも「シリアルキラー」が登場する。救いのない後味悪い話ばかり。こんなことは小説の中だけで勘弁して欲しいと願うが、現実世界でも信じられないような凄惨な事件は起こるし、一定数こういう思考の人間がいるのだろうと思うと恐ろしい。音に支配されエスカレートしていく女子高生『脳JILL』 身投げをする人が後を絶たない岩場がある街の秘密『私の伴侶』 面白い・・と言うのは憚れるが面白かった!

  • yukaring

    どのシリアルキラーもエグい。この作家陣ならば当然の帰結なのかもしれないが、一癖も二癖も何なら三癖もあるぶっとんだ殺人鬼が勢揃い。殺し屋のターゲットは人畜無害そうな古本屋の男。しかし蓋を開けてみると…『シリアルキラーvs殺し屋』女子高生の樹莉はクレーンゲームの景品が落ちる音に魅入られるが、次第に大きなものが落ちる音が聞きたくなり…『脳JILL』殺人犯の眞悟へ届いた「あなたの無実を信じる」という女性からの手紙、そして出所すると…『テキストブック・キラー』など様々なタイプのシリアルキラーが跋扈するアンソロジー。

  • akiᵕ̈

    そうそうたるメンツ&シリアルキラーもの。5人の名手たちから解き放たれるシリアルキラーは何をしでかしてくれるのか、読む前から期待は膨らむ。何に触発され、それがトリガーとなり、次第にエスカレートしていく様に理解が追いつかない。どの作品も、シリアルキラーの奥底に眠る心の闇を見事に炙り出し、仮面を被り狂気が日常に溶け込んでいる所が恐ろしや。

  • TAKA

    シリアルキラー、こういう人間が一定数存在するのは事実なんだろう。関わりたくないものだ。心理戦が面白かった阿津川さんと結城さんの作品がお好み。

  • 椎名

    シリアルキラーを題材にした短編集。櫛木先生のテキストブック・キラーが好み。シリアルキラー同士の心理戦が描かれていたり、現代的な脳汁/アドレナリン中毒になっている人間が描かれていたりとパターンが様々でなかなか面白かった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items