スポ-ツバイオメカニクス20講

スポーツの指導，特に技術の指導やトレーニングを効果的に行うためには，身体運動を力学的に観察し分析することが不可欠である。本書はスポーツバイオメカニクスの基礎を多数の図（130）を用いて簡潔明快に解説したベストの入門書である。


目次
1.　スポーツバイオメカニクスとは
2.　身体の力学的特性
3.　身体運動の分析へのバイオメカニクス的アプローチ
4.　身体運動のキネマティクス的表現
5.　身体重心とその測定法
6.　運動と力
7.　運動量と力積
8.　投射体の運動
9.　運動における力学的エネルギー，仕事，パワー
10.　運動と力のモーメント
11.　運動と角運動量
12.　関節トルクと関節パワー
13.　流体力1‐空気の力とスポーツ‐
14.　流体カ2‐水の力とスポーツ‐
15.　よい動きのバイオメカニクス的原則1
16.　よい動きのバイオメカニクス的原則2
17.　よい動きのバイオメカニクス的原則3
18.　スポーツ用具のバイオメカニクス
19.　スポーツバイオメカニクスにおけるコンピュータシミュレーション
20.　スポーツバイオメカニクスの研究と論文
21.　線形代数の基礎
22.　数値計算の基礎
23.　索　引

【著者紹介】
阿江通良 : １９５１年兵庫県に生まれる。１９８２年筑波大学大学院博士課程体育科学研究科修了。現在、筑波大学体育科学系教授。教育学博士

藤井範久 : １９６１年兵庫県に生まれる。１９９３年神戸大学大学院自然科学研究科博士課程修了。現在、筑波大学体育科学系助教授。博士（学術）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）