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おでかけアンソロジー おさんぽ 私だけの道、見つけた。 だいわ文庫

阿川佐和子他

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784479321248
ISBN 10 : 4479321241
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ぽかぽか晴れた日は、ぶらぶら散歩に出かけよう。知らない道へ分け入るうきうき、美しい野草との出会い、偶然もらったおせんべいのおいしさ、飼い犬との優雅とはいえない散歩、公園のベンチをめぐる考察、東京の下町、鎌倉、奈良の歴史に浸る街歩き…。随筆の名手からバス旅の達人まで、あの人たちと、目的のない贅沢な時間をご一緒に。文庫片手に歩き出したくなる、41篇のおさんぽエッセイを集めたアンソロジー。

目次 : あいさつ へびいちのすけ(工藤直子)/ なわて(角野栄子)/ ここに出るのか(宮沢章夫)/ トカゲの散歩(村岡花子)/ 生きたくなるセット(小原晩)/ 箱河豚を弔う(堀本裕樹)/ 朝の散歩(石井桃子)/ 見てしまう(角田光代)/ 日曜日らしい日曜日(阿川佐和子)/ 秋をけりけり(村上春樹)/ ため息の出る散歩(小川洋子)/ ひとり対話(池内紀)/ おばあさんのせんべい(若菜晃子)/ 散歩で勝った喜び(蛭子能収)/ 人形町に江戸の名残を訪ねて(向田邦子)/ 浅草と私との間には…(小沢昭一)/ 日和下駄(永井荷風)/ 散歩みち(筒井康隆)/ あの彼らの声を(堀江敏幸)/ 散歩(谷川俊太郎)/ フィレンツェ―急がないで、歩く、街。(須賀敦子)/ わが散歩・水仙(庄野潤三)/ 私の散歩道(岡本かの子)/ ベンチの足(佐藤雅彦)/ 漁師町にて(立原正秋)/ 寒月の下での躓き(串田孫一)/ 木のぼり(谷口ジロー)/ 野草の音色(志村ふくみ)/ 新宿にさ、森があるの知ってる?(燃え殻)/ 散歩生活!(中原中也)/ 東京散歩(井伏鱒二)/ 散歩の難しさ(黒井千次)/ 海底の散歩(中谷宇吉郎)/ 散歩(池波正太郎)/ 散歩とは何か(小川国夫)/ 歩き歩さ、物思う…(遠藤周作)/ 奥嵯峨の秋(湯川秀樹)/ 鎌倉―ぼくの散歩道(田村隆一)/ 飛鳥散歩(白洲正子)/ 遅々として、遠くまで(森田真生)/ 散歩(長田弘)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • いつでも母さん

    41名・・鬼籍に入られた方が半数以上。短編小説を読んだ感じがあったり、往きだけのがあったり、それぞれの『散歩』副題に「私だけの道、見つけた。」とある。私の暮らす田舎でもお散歩する方が沢山いる。リハビリを兼ねてとか、健康の為にとかが多いかな。夜に散歩する友人は「夫婦で会話しながら歩くのが良いの」と言う。たまに歩きたくなる時がある(歩かないけれど)私、いつが実行する日が来るだろうか?田舎なので、私だけの道・・ありそうで案外とないと思われる(汗)

  • ネギっ子gen

    散歩について、永井荷風や白洲正子から谷口ジローや燃え殻まで、総勢41名のエッセイを集めた文庫本。巻末に収録作品一覧。今は老人性共依存の連れ合いと同行二人の散歩だが、若い頃の独り身の散策ならば、きっとこのハンディ本をポケットに忍ばせていたことであろうか――。では、小沢昭一さんの「浅草と私の間には……」から。<浅草の空は広い。歩いて行く目の高さのすぐ上に空がある。もう浅草にこれ以上ビルが建ってほしくない。銀座風、新宿風の街にだけはなって下さいますな。/浅草は町全体で、“生きている明治村”になってほしい>と。⇒

  • ひさか

    2025年4月だいわ文庫刊。さんぽをテーマにした各界の人の作品41編を収録。さんぽに対する持論が書かれたものがそれなりにあって、みなさんのこだわりが多彩で面白い。谷口ジローさんの歩くひとからの1編が収録されていたのに驚き。ここで読めるとは思いもしませんでした。

  • まり

    図書館本。散歩って人によって本当にいろいろ。それが面白かった。私の散歩は犬との、のんびり散歩だなぁ〜と思いながら読了。

  • kuukazoo

    「ひとり旅」に続き買ってしまったエッセイアンソロジー。旅に比べると散歩はハードルが低い移動で日常的なぶん、共感度が高い気がする。そして目的のある散歩とない散歩の違いが面白い。「最近あこがれている理想の境地は、歩きながらすべてを忘れることです。(中略)いつでもない時間に入り、どこでもない場所を行く、そして、だれでもない自分になってしまう...そんな散歩はないものでしょうか。」(小川国夫)...確かに憧れるけど帰宅するまでが散歩だからね!

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