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改稿 日本文法の話 第三版 ちくま学芸文庫

阪倉篤義

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480512581
ISBN 10 : 4480512586
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2024
Japan

Content Description

日本語における文の種類や構造、品詞について平明に解説した定評ある入門書。読者を日本語、さらには言語自体の考察へといざなう。 解説 近藤泰弘

【著者紹介】
阪倉篤義 : 1917‐94年。京都生まれ。1941年、京都帝国大学文学部国文科卒業。1962年、「語構成の研究」で京都大学より文学博士の学位を取得。京都大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • tyfk

    和歌を対象とした本居宣長の日本語文法研究、その柱である係り結びは、山田文法に「陳述、統覚作用」として継承される。学校文法である橋本文法は文節の形態論を中心とし、山田文法でいう「陳述」は消された(「が」と「は」は主語)。時枝文法は「陳述」を「辞」として復活させる。これは現代の言語理論でいう情報構造に通じる。おそらく認知言語学と親和的だろう。時枝文法の詞と辞の入れ子構造は、圏論で記述したら面白いかと思う。

  • Mits

    教科書的にただ「こうです」というのでなく、何故そうなる(というかむしろ、何故そう考えた方がいい)のかを、文法学の歴史的な経緯や文語や古語の文法まで引き合いに出しながら解説してくれてる。 結果として思ったのは文法は大枠としては法則を記述できるけど、細かいところはあいまいだし、揺れ動いているから、なかなか割り切れるもんじゃないんだなってことか。そしてそれを何の困難も感じることなく、破綻もなく使えるということの不思議よ。

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