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人類滅亡を避ける道

関野吉晴

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784486037484
ISBN 10 : 4486037480
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

科学技術の発達と、それに逆襲するかのような大災害や原発事故。止まらない経済のグローバル化と環境破壊。この先いったい人類はどこへ行くのか。この地球上で生き残れるのか。未来への希望の光を見いだすために、関野吉晴が九人の「賢者」と語り合う―。

目次 : 山折哲雄―それぞれの風土が育ててきた基層の文化に立ち返れ!/ 池内了―よりよい未来にじっくりじっくり近づいていこう/ 船戸与一―「闇なき世界」に未来などあるのか?/ 藤原新也―世の「毒」を食らった若者にこそ可能性はある/ 池澤夏樹―草食男子の静かな暮らしが「人類生き残り」の戦略となる?/ 山極寿一―ゴリラ社会の“負けない論理”に学ぼう/ 井田茂―宇宙を見て地球を知れば、人類の未来への新しい発想も…/ 島田雅彦―人も社会も「成熟」したら、創造的な「没落」をめざそう/ 服部文祥―地球の自然を食い荒らす有害獣は駆除しなくていいのか?

【著者紹介】
関野吉晴 : 探検家、医師、武蔵野美術大学教授(文化人類学)。1949年東京都生まれ。一橋大学法学部、横浜市立大学医学部卒業。一橋大在学中に探検部を創設し、アマゾン全流を下ったのを皮切りに、約20年間南米各地に遺跡や先住民を訪ねる旅を続ける。その間に医師となり病院勤務も続けるが、1993年からは人類がアフリカから南米南端にまで広がった道のりを逆ルートでたどる「グレードジャーニー」をスタートさせ、2002年にタンザニアのラエトリにゴールした。2004年から「グレートジャーニー 日本列島にやってきた人々」を始め、2011年6月にインドネシアからの「海のグレートジャーニー」を終えて沖縄・石垣島に到達した。1999年、植村直己冒険賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • HIRO1970

    ⭐️⭐️⭐️図書館本です。新也さんが入っていたので読んで見ました。本書の書名は原発事故以降に良識のある誰もが感じている人間性の不条理と絶望感を本質論から各界の賢者にぶつけてみて、本来あるべき姿や未来の形を炙り出してみたいという現れです。9名の各界の賢者とのお話には思ったより絶望感はなく、むしろ希望の側面の方が多いように感じました。草食系で3Rで経済活動はゆっくりと...。ん〜私にはまだ欲があり過ぎるのか、何だかしっくりとは合点がいきませんが、禅問答を聞いた後のような余韻を感じました。

  • 壱萬弐仟縁

    新刊棚より。池内了名誉教授は、「環境圧」を人間が環境からの圧力を受けて、変化せざるを得なくなった状況をさして命名(63頁)。関野氏が船戸氏との対論の中で、「教育レベルの高いはずの日本人が、福島原発事故や震災のことも忘れ、メディアの操作のままに行動している」(87頁)と嘆きにも、諦めにも似た言説をされる。気になる。山極氏は、食の孤食化で共食の機会が減ったことを指摘される(168頁)。単身世帯急増が背景にあってのことだが、関係性の断絶で類としての危機を感じる。島田氏は、資本主義を宗教と見立てる(222頁)。

  • おだまん

    やはりイケイケドンドンな意見の方はいらっしゃいませんでしたね。悲観的でもないのはみなさんお年のせいかしら。自分の専門から一生懸命考えてくださっているのはよく理解できました。

  • やいまゎ

    「アマゾンでは、才能や能力は個人のものではなく、みんなのもの。出し惜しみする人間は軽蔑され、アマゾンでは生きていけない。」ずばっときました!

  • 麦茶

    ☆☆☆☆★足るを知ることの、何と難しいことか。分配、アート、自立、などがキーワードなのかなあ。

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