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世界史を突き動かした英仏独三国志 対立と確執の欧州500年史

関眞興

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784863102323
ISBN 10 : 4863102321
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
関眞興 ,  

Content Description

なぜ「隣国」同士は仲が悪いのか?なぜ米ソの後塵を拝したのか?なぜ英EU離脱は必然だったのか?繁栄と凋落、そして再生。横軸でつかむ歴史の転換点!人類史的危機で学び直す、世界史の新教養。

目次 : 1 中世から近世へ/ 2 近世から近代へ/ 3 近代/ 4 20世紀の二つの戦争/ 5 凋落と統合の冷戦時代/ 6 苦悶するEUの時代

【著者紹介】
関眞興 : 1944年、三重県生まれ。歴史作家・研究家。東京大学文学部卒業後、駿台予備校世界史講師を経て、著述家となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • かわかみ

    新たな知見を提示する本ではないが、西洋史を英仏独の三国に焦点をあてて整理しなおした啓発書。著者は予備校の先生を経て著述家になった方らしい。そのせいか文章は少々教科書的で読みやすいとは言えなかったが、時代が近代から現代に至ると正に現代史を理解する基本的な教養とも言うべき内容で有益だった。また、清教徒革命やフランス革命に深入りしていないが、欧州での戦争が国の財政を逼迫させ、増税への試みが革命を誘発した側面を理解できる。翻って江戸幕府が長期政権だったのも対外戦争がなかったことが大きな要因なのだろう。

  • pettyori1

    歴史苦手な私がすっごく時間かけて頑張って読んだ本。 16世紀から現代まで500年ほどの英仏独の歴史を、それぞれの関係性を含めてだいぶ駆け足で説明していますが、戦後からここ最近の世界情勢にもしっかり触れていて勉強になりました。 余談ですが、エロイカより愛を込めて、エル・アルコン、アルカサルなど青池保子先生の漫画がすごく好きなんですが、それぞれの作品で描かれている時代背景と出来事など理解が深まり、点と点が線でつながった気がします。改めて読み直し楽しみたい。

  • くらーく

    ごちゃごちゃ、ぐちゃぐちゃのヨーロッパの主要3国。現在世界の負の面を演出した3国かもしれないね。それでいて、かつては3大国だったのに、今では米中露を育てて、自分たちは小3国として、協調?しあうなんてね。 極東から見れば、何でかねえぇ、と思うけど、逆に欧州からみれば、東アジアも同様なのだろうな。 ただね、なんとか〇世って言うのはね、何とかならんのかと。世襲だから仕方ない面があるけどさ。だけど、東アジアは聞かないね。明朝、清朝でも、無いよね?

  • akiakki

    欧州史として近世どころかつい先日の英のEU離脱まで記載してあるのは珍しい。英仏独に着目して16世紀からの流れを解説してるが、全体的に平坦な流れで出来事に対する掘り下げや前後関係の繋がりなどは述べられていないので学びは少ない。例えば冷戦時代は「ヨーロッパ冷戦史」の方がはるかに詳しく英仏独のことが解説されていた。

  • Go Extreme

    中世から近世へ:ローマ教皇と決別し主権国家形成 アルマダ海戦が西洋秩序を変革 近世から近代へ:30年戦争と清教徒革命 ルイ14世の絶対王政と各国への影響 18世紀に相次ぐ戦争 アメリカ独立革命と3国の 近代:フランス革命と自由主義 ナポレオンによるヨーロッパ支配 国際会議で維持したウィーン体制 パクス=ブリタニカ時代の国民国家 帝国主義時代と海外進出 20世紀の2つの戦争:全世界を巻き込んだ第一次大戦 世界恐慌→第二次大戦へ 3国が指導力を落とし冷戦 冷戦は深刻化 大きなvs小さな政府 苦闘するEUの時代

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