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「お金の流れ」でつかむ世界史の本質

関眞興

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784797388664
ISBN 10 : 4797388668
Format
Books
Release Date
April/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
関眞興 ,  

Content Description

古代エジプトから近代が始まる前までをお金と経済で読み解くユニークな世界史。教科書が描かない、政治や戦争とは違った視点でつかむ世界史の本質。

目次 : 第1章 経済活動の始まりと貨幣の誕生(メソポタミア文明 前一八〜前一七世紀―ハンムラビ王政下の繁栄は国内の安定に支えられた/ 古代オリエント 前三〇〜前一〇世紀―エジプトとメソポタミア それぞれの金と銀/ リディア王国 前八〜前五世紀―大規模な商業活動が貨幣経済を誕生させた ほか)/ 第2章 拡大する市場と東西交易(ヴァイキング 九〜一一世紀―海賊行為だけではないヴァイキングの商業活動/ 中世のイスラム経済 七〜一〇世紀―金と銀の動きがイスラムの命運を左右した/ 唐末・五代・宋 八〜一〇世紀―文化レベルの高さが宋代の発展を裏づけた ほか)/ 第3章 一体化する世界と資本主義の伸長(大航海時代 一五〜一七世紀―大航海時代の始まりは重商主義の幕開けだった/ オスマン帝国とムガル帝国 一六〜一八世紀―ヨーロッパの影響を受けたイスラム世界の斜陽/ ロシア帝国 一二〜一七世紀―ロシアにとって毛皮は金に並ぶ物資だった ほか)

【著者紹介】
関眞興 : 1944年、三重県生まれ。歴史研究家。東京大学文学部卒業後、駿台予備校世界史講師を経て、著述家となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kitten

    BWにて。何となくタイトルで読んでみたが、うーん。世界史と商品作物の話かなあ。フランス革命のところでおわるのも中途半端。その先が読んでみたかったのに。

  • ふね

    #24 ★★★ 久しぶりに世界史をおさらいできて面白かった。四大文明からフランス革命後のヨーロッパまでを経済史の観点から解説。久々に歴史を勉強したいと思えた一冊だった。

  • シャル

    人類の歴史の中で、お金、すなわち経済活動がどのような影響を及ぼしてきたのかを大雑把に読み解いていく一冊。特に重要視されているのが貨幣のあり方で、そのための銀が集まれば都市や国家は栄え、疎かにすれば衰退の時は近い。また、キリスト教やイスラム教、中国など、それぞれの文化の対立が交流ともなり、道が作られることでそれぞれの物流がまた別の都市の発展を促すというのも語られる。さらに、多額の金銭が動くようになってからの銀行業の発達などについても触れられている。流れを見る一冊。

  • とこ

    お金はまだ未熟なものであるという感想。お金の主人は誰なのだろう。政治的価値、依存先、便利なエネルギー、繋がりの代償、数多の歴史の中で似たような経緯と失敗を繰り返している。世界が一つになるときにお金は存在するのだろうか。

  • in medio tutissimus ibis.

    旧約聖書で禁止された利子について、中世キリスト教神学では神の与えた時間を盗む為に罪であるとした。マルクスの時間労働説と相通じる。しかし、教会自体が金融業を営んでいたために、法外な利子=ウスリアと損害手数料としての利子=インテレッセを分け、後者を承認した。利子はユダヤ教、キリスト教、イスラム教では同じ教徒同士でとることを禁止されるので、その領域内では異民族主にユダヤ教徒が高利貸しを営み、迫害によって追い込まれもした。宗教改革でルターが高利貸しユダヤ人を非難したのも、直接の理由は利子の禁止への回帰だろうか。

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