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東日本大震災と地域産業復興III 2012.8.31-2013.9.11「人と暮らしと仕事」の未来

関満博

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794809599
ISBN 10 : 479480959X
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
関満博 ,  

Content Description

被災後一年半から二年半まで。本書は、津波被災の大きかった岩手県宮古市、山田町、大船渡市、陸前高田市、宮城県気仙沼市、そして原発被災地である福島県楢葉町の現場に立ち、「人と暮らしと仕事」の復旧・復興、さらには被災地から創出される新たな可能性を注視した。

目次 : 二年半を経過した地域産業の現状と課題/ 第1部 復活に向かう津波被災地(岩手県山田町/津波被災した小さな町の産業復興―基幹産業の再開と暮らしを支える生業の復活/ 岩手県宮古市/復興に向かう中小企業―新たなステージを意識し、次に向かう)/ 第2部 原発避難区域の産業復興(福島県楢葉町/避難指示解除準備区域に再編され、除染を進める―新しいまちづくりと地域産業、中小企業)/ 第3部 復活への胎動(岩手県大船渡市・陸前高田市/岩手沿岸「食産業」の復活―第二ステージに向かう中小企業の取り組み/ 宮城県気仙沼市/事業用仮設施設の形成と課題―仮設商店街と仮設工業団地)/ 補論 被災地の産業復興をめぐるトピックス(岩手県釜石市/新日鐵釜石製鐵所の被災と復活―基幹的企業の再建と地域貢献/ 宮城県石巻市/大分から進出してきた水産加工業―原料のあるところに向かう(山田水産)/ 岩手県大槌町/大津波で被災し、従前地で再開―海水を使う水産加工業の事情(ナカショク))

【著者紹介】
関満博 : 1948年、富山県小矢部市生まれ。1976年、成城大学大学院経済学研究科博士課程単位取得。現在、明星大学経済学部教授、一橋大学名誉教授。博士(経済学)。岩手県東日本大震災津波からの復興に係わる専門委員、宮城県気仙沼市震災復興会議委員、福島県浪江町復興有識者会議委員、岩手県北上市「工業振興アドバイザー」、岩手県宮古市「産業創造アドバイザー」。第9回中小企業研究奨励賞特賞(1984)。第34回エコノミスト賞(1994)。第19回サントリー学芸賞(1997)。第14回大平正芳記念賞特別賞(1998)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 1.3manen

    中小企業は地域の「有力な市民」(20頁〜)。とりわけ、日本企業の殆どは中小零細。「多様性」と「人材育成」が今後の基本(26頁〜)。少量多品種に、高付加価値という価値を重んじる時代へ。人口減少少子高齢社会に求められる発想、手法。大手書店が岩手県山田町唯一の書店(85頁〜)。頼れる存在。著者は生活産業をまちづくりに埋め込み、暮らしを守るあり方を求めることを提案される(114頁)。他著にもあるように、迫力ある取材と生きざまからは示唆されることが多い。ハンディを背負っている人に逆に読者も頑張る気にさせてくれる書。

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