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北条時政と北条政子 「鎌倉」の時代を担った父と娘

関幸彦

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784634548299
ISBN 10 : 4634548291
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2009
Japan

Content Description

東国を背負った2人のリーダー、時政と政子。鎌倉の時代を創るため、父娘は中世という時代にどのように向き合ったのか。東国の自己主張を時政と政子の生き様から汲み上げ、緊張の公武関係を新しい視点からひもとく。

【著者紹介】
関幸彦 : 1952年生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科博士課程修了。専攻、日本中世史。現在、日本大学文理学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • keint

    奥富敬之「鎌倉北条市に関する基礎研究」第一章と違う見解を取っているため、再読予定。 (この本が北条氏がある程度の勢力を持った豪族として議論しているため)

  • samandabadra

    古本屋で偶然手に取る。「鎌倉殿の13人」を裏側から見たような読後感。とまれ北条義時はほぼ出てこない。作者は「北条政子」に関する著作を持つ方で、父親の時政よりも政子の視点から見ているように見える向きがある。実際、政子の選択で長く鎌倉幕府が生きながらえたという事実はあるのだが、時政の選択肢だと政局は混乱したといえるには与えられた情報が少ないので判断できず。なお、「13人」から比企氏や畠山氏などが排除される過程が別の視点から描かれている。頼朝の浮気とそれに対する政子の嫉妬の事件を含めとても興味深い内容

  • keint

    時政以前の北条氏をある程度の勢力をもち、京とのネットワークがあったことを前提とした論考。 時政の子息には源氏、京の貴族、在地武士団の3つのネットワークがあり、2番目を利用して東国政権を構築しようとした時政と1番目を重視して京ともうひとつの東国政権を作ろうとした政子・義時という対立軸があったことが牧氏事件につながったというのは納得がいった。

  • 読書記録(2018/10〜)

    日本史リブレットシリーズ、コンパクトでいいなあ。本文部分86頁。北条氏“弱小領主論”を否定、頼朝に選ばれた立場とする。時政の婚姻ネットワークを検討し、政子・義時と次第にずれが生じる過程を見る。鎌倉幕府の方向性の対立として、牧氏事件も時政の積極的関与を想定した。

  • photogomera

    読みやすいし悪くないけど「政子の苦難はこれからも続くのであった(つづく)」的なラストはいかなるものか(笑)

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