Product Details
ISBN 10 : 4861828643
Content Description
開戦にいたる経緯のなかで、“主戦論者たち”は、和平案など他の主張を抑え、明らかに「勝利」した。つまり、彼らは、多くの人々から支持を得るのに成功したのである。では、なぜ支持され、無謀な戦争を選択したのか?本書は、省みられることが少ない当時の“主戦論者たち”の主張とその思考にあえて焦点を当て、当事者たちの自己弁護ではなく、彼らの膨大な発言などを最新の安全保障学(軍事学)に基づく「戦略的思考」―戦略環境の認識、戦略環境の醸成、そして抑止(対処)という三つの次元で整理、各種事象の結果と原因を分析、その、“なぜ?”の究明にせまる画期的な論考!
目次 : 「学」としての戦争―安全保障のアプローチと方法論/ 第1部 日米開戦の間接的経緯(戦争の深淵/ 新しい戦争/ 戦争への期待)/ 第2部 日米開戦の直接的経緯(開戦の誘引/ 開戦の必然/ 開戦の条件/ 開戦の決意)/ 第3部 結論(戦争と向き合うための教訓)
【著者紹介】
関口高史 : 1965年東京生まれ。元防衛大学校(防衛学教育学群戦略教育室)准教授。防衛大学校人文社会学部国際関係学科、同総合安全保障研究科国際安全保障コース卒業。安全保障学修士。2000年、陸上幕僚監部調査部調査課調査運用室勤務。2006年、陸上自衛隊研究本部総合研究部直轄・第2研究室(陸上防衛戦略)研究員。2014年、防衛大学校防衛学教育学群戦略教官准教授。2020年退官(予備1等陸佐)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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投稿日:2021/09/20 (月)
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バルジ
読了日:2022/03/18
nikman
読了日:2022/07/18
Go Extreme
読了日:2021/10/01
shakla
読了日:2025/06/22
吉田よしこ
読了日:2022/06/18
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