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大統領に告ぐ 硫黄島からルーズベルトに与ふる書

門田隆将

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784819114585
ISBN 10 : 4819114581
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2025
Japan

Content Description

ルーズベルトに手紙を書いた少将、英訳した兵曹、英文と和文を腹に巻き、死して届けた参謀、彼らの意思と行動の理由が今、明らかになる。

目次 : 第一章 始まった史上最大の激戦/ 第二章 硫黄島「海軍司令部壕」/ 第三章 ルーズベルトに与ふる書/ 第四章 命をかけた翻訳/ 第五章 壮烈な最期/ 第六章 米紙が報じた「大統領への手紙」/ 第七章 唐津の風雲児/ 第八章 「予科練」生みの親/ 第九章 戦後の苦難/ 第十章 伝わってきた「偉業」/ 第十一章 腹に巻いて突撃した「父」/ 第十二章 父の遺品を探しあてた息子/ 第十三章 ホノルル生まれの英雄/ 第十四章 変わりゆく「歴史的評価」

【著者紹介】
門田隆将 : 作家、ジャーナリスト。1958(昭和33)年高知県安芸市生まれ。中央大学法学部卒業後、新潮社に入社。『週刊新潮』編集部に配属、記者、デスク、次長、副部長を経て、2008年4月に独立。『この命、義に捧ぐ―台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡』(集英社、後に角川文庫)で第19回山本七平賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • チャリー・コグコグ

    硫黄島陥落時、ルーズベルト大統領に宛てた書簡を現地にいた海軍のトップ(市丸利之介少将)が書いていたこと。それをハワイ日系2世の兵曹が英語に訳していること。書簡にてアメリカの帝国主義への批判が的確なこと。書簡が今もアメリカで現存していること。 アメリカの最強陸軍部隊第442連隊戦闘団のこと。 知らないことばかり。 プロローグにて「戦争は片方だけが悪い、正しいということはない」という一文が強烈な印象。

  • hideto

    太平洋戦争の中でも激戦地の1つである硫黄島。これまでも、映画やノンフィクションでどれほどの戦いだったか知っていたつもりでした。陸軍の司令官、栗林忠道は有名ですが、一方で海軍の司令官市丸利之助は初めて聞く名前。しかも、時のアメリカ大統領のルーズベルトに手紙を送っていたとは。知らないことばかりです。そんな手紙にまつわるノンフィクション。あの激戦の中、手紙が紛失せず、アメリカ軍に渡り、保管されていたのは奇跡というしかありません。そんな奇跡の物語を知ることができ、よかったです。

  • Cana.t.kazu

     個々の方の心情は胸が熱くなり,涙を誘うものばかりでした。 ししかし,そこから作者が導き出そうとする全体のプロットはかなり無理があるものもあり,中には全く共感できないものもありました。

  • Masa

    書店新刊平積みにて発見購入。まさに今玉砕せんとする硫黄島の灼熱の地下壕で帝国海軍司令官がアメリカ大統領に宛てた手紙。それを拡張高い英文に訳した日系二世の二等兵曹、その手紙を腹に巻きつけ自らの命と引き換えに届けた参謀。市丸利之助海軍少将による手紙、その深い現状認識。欧米の帝国主義に対する鋭い批判。戦後、前大統領フーバーやGHQのマッカーサーも大東亜戦争は日本の自衛だったと認めている。この手紙の存在は日本では完全に無視されているが、原書はアメリカ海軍兵学校に大切に保管され研究されている。

  • たつ

    硫黄島で玉砕を目前にして市丸少将がルーズベルト宛に残した遺書の話 戦時中にこのような的確な世界観を持ち、それを残し、大統領宛に残した彼と翻訳した三上さんに敬意を表します

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