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文豪、社長になる 文春文庫

Yoshinobu Kadoi

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167923877
ISBN 10 : 4167923874
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2025
Japan

Content Description

『真珠夫人』や『恩讐の彼方に』などヒューマニズムに溢れた大衆小説が人々の心を掴み、菊池寛は一躍ベストセラー作家に。大正12年、「文藝春秋」創刊。芥川龍之介や川端康成ら才人は引きも切らず、雑誌は売れに売れ…活字が何よりの娯楽だった時代にお茶の間を沸かせ続けた天才プロデューサーの実像とは?

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • イシカミハサミ

    菊池寛(本名はひろし、筆名はかん) 肩書きは小説家・劇作家・ジャーナリスト そして実業家。 文藝春秋社の創業者。 この時代の文壇は世界が狭くて、 大抵の名前は登場するから見ごたえがあって面白い。 直木三十五は賞の名前になっている以上の知識がなかったので、 今回会えてよかった。

  • ゆうすけ

    テンポ良く進むけど、意外とあっさりした小説でした。終わり方も含めて。文藝春秋の創業者ということは何となく知っているけど、こんな強烈な個性をもった人物だったとは。芥川龍之介、川端康成と友達だったのもはじめて知りました。文藝春秋が唯一無二の存在ということを改めて認識した次第です。

  • コニタン

    この小説を読むまで、菊池寛が文芸春秋作った事を知らなかった。菊池寛の生涯に圧倒されました。直木賞、芥川賞も菊池寛が始めた事も知らなかった。直木三十五の人生を知る事出来て楽しかったです。川端康成、横光利一、山本有三の文豪が出てきて面白さ満載の小説で、秋元康じゃないけど、夢中になってこの本を読みました。良かった!

  • NAOAMI

    名選手が監督を兼任。大ヒットグループのダンサーが事務所の社長に。旧ジャニーズの…。文豪でヒット作を持ち尚も精力的に書き続ける小説家が出版社を立ち上げ、雑誌・文藝春秋を刊行するのはそれら以上。芥川・直木を冠した賞を創設した意図にふれる序盤。彼らとの関係性や恩義に報いるという思考と菊池の内面が細かく綴られ、その歴史をなぞるように文藝春秋の紆余曲折が被さる構成の妙。小説家って妥協・融通の利かないイメージだが、時代の波・大衆の志向に逆らわない柔軟さが彼の真骨頂。名プロデューサーか、大納得。解説が秋元康ってのも〇。

  • coldsurgeon

    文豪菊池寛の一代記である。芥川龍之介、直木三十五らとの交友、文藝春秋の同人誌としての発刊、友人たちの名を刻んだ芥川賞、直木賞の創設など、興味深くてそして知らなかったことが豊富に教えてくれる物語だった。菊池寛の人間力の凄さが、多くの文豪を人々を引き付け、現代にまでつながる文藝の世界を生み出したんだなあ。

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