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ISBN 10 : 4569900097
Content Description
卑弥呼の時代、瀬戸内海は航路が未発達であったため通ることができず、交易は主に日本海側で行われたと考えられる、と著者はいう。当時の航海技術や地形に基づき、海人になって丹後半島の遺跡に身を置けば、鉄とヒスイで繁栄する「王国」の姿が見えてくる…。
目次 : 第1章 古代、倭人の船旅はどんな旅だった?/ 第2章 卑弥呼はどんな海に住んでいたか?/ 第3章 古代より航海神が支配していた対馬海峡/ 第4章 五世紀、倭の五王が支配していた出雲と吉備/ 第5章 卑弥呼が治めていた倭国・丹後/ 第6章 八世紀、ようやく開かれた瀬戸内海/ 第7章 海路から解けた百舌鳥・古市古墳群の謎/ 第8章 馬飼いから天皇になった異色の継体天皇/ 第9章 倭国から大和へ/ 第10章 瀬戸内海、繁栄の船旅
【著者紹介】
長野正孝 : 1945年生まれ。1968年名古屋大学工学部卒業。工学博士。元国土交通省港湾技術研究所部長、元武蔵工業大学客員教授。広島港、鹿島港、第二パナマ運河など港湾や運河の計画・建設に携わる。日本の舟運復活に裏方で協力。現在、水辺観光アドバイザー。NPO法人「水の旅人」主唱。ライフワークは海洋史、土木史研究。趣味は旅。多摩川、瀬戸内海、さらに中国・東南アジア・ヨーロッパ・中南米・アフリカの世界三十余カ国の海や川を、船(大型客船、クルージング、カヌーなど)で渡る経験を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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