Product Details
ISBN 10 : 4334787398
Content Description
日本人は、「悪」であるはずの悪口が言い方によっては親しさや愛情表現になる、という共通認識を古くから持っていた。「バカヤロー!・ブス・甲斐性なし・犬畜生・泥棒猫・クソ食らえ」―、日本語の中の悪態・罵倒語に焦点をあて、その用法の変遷を振り返り、現代を生きる私たちとの関わりを考える。クスリと笑えて奥深い、日本語を味わう一冊。
目次 : 序章 バカヤロー!―あいさつから愛と悲しみまで/ 第1章 ブスとババアと淫乱と―女をののしる(ブス/ ババア/ 大根足/ 淫乱)/ 第2章 弱くてくさいは甲斐性なし―男をののしる(弱い/ ふぐりなし/ 甲斐性なし/ くさい)/ 第3章 犬は畜生、猫は泥棒―動物の悪態(犬畜生/ 泥棒猫/ 豚野郎/ オオカミ少年)/ 第4章 鼻くそほじって、クソ食らえ―排泄物で嗤う(屁のような/ 小便たれ/ 鼻くそ/ クソ食らえ)
【著者紹介】
長野伸江 : 編集者・ライター。早稲田大学法学部卒業後、放送局での番組制作、編集プロダクションでの書籍編集を経て独立。小学館『日本国語大辞典』の改定に携わったことをきっかけに、近世文芸に親しむようになる。日本の伝統文化、生活文化に関わる人々へのインタビューを中心に多方面で活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
香菜子(かなこ・Kanako)
読了日:2019/05/23
柊子
読了日:2018/03/16
たろーたん
読了日:2023/06/17
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

