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ダイアローグ 危機 の時代の長谷川逸子・原広司・伊東豊雄

長谷川逸子

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784910032122
ISBN 10 : 4910032126
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

社会の危機に対して、建築に何が可能か。日本を代表する3人の建築家に対し、今日の若手建築家・研究者らが1970年代から90年代の建築的革新について問う。それは「ポストモダニズム」の再考でもある。
長谷川逸子は多様な他者との対話や協働を経て公共建築「藤沢市湘南台文化センター」をつくり上げ、原広司は世界の集落調査から普遍性を見出し、「梅田スカイビル」「京都駅ビル」で壮大な構想を実現させ、伊東豊雄は「中野本町の家」から「シルバーハット」の間に、消費社会へと接続可能な建築デザインを探究した‥‥。
世界の現代建築をリードする先駆者たちは、それぞれの〈危機〉にもがくなかで糸口を見出していく。
建築アーカイブ資料の調査と多面的なダイアローグによって歴史を読み直し、現在への学びを引き出す試みをドキュメントした。カナダ建築センター(CCA)によるプロジェクト「Meanwhile in Japan」のオリジナル言語版。millegraphとCCAの共同発行。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • inoue

    当事者である3名の建築家へのインタビューを通して、時代の記録を残すとともにポストモダニズムの再検証を行う本。加えて、建築を建てることがより困難、窮屈になっている現代において示唆を得ようとしている。長谷川に対する住民参加の方法や、原への巨大建築を複数実現できた理由といった問いから端的に表れている。それに対して足繁く地域と対話したという長谷川(話合いの場では巫女の様と所員が形容)、デザインが上手いんだよと要約する原がおり、理論化できるものではないが、その背後には現場で積み重ねられたリアリズムが想起される。

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