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面白くて眠れなくなる進化論(仮)Php文庫

長谷川英祐

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569902043
ISBN 10 : 4569902049
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
April/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

人気の進化生物学者が解説する、進化論の超入門書!

目次 : 1 進化論の誕生(神の御業を見よ―進化論以前/ 生きている間変化し続ける生物たち/ 世代を超えて変わるのか? ほか)/ 2 進化論の現在(遺伝の発見/ 遺伝子の正体/ 「総合説」の誕生 ほか)/ 3 進化論の未来(進化のレベル―遺伝子、個体、集団/ 「説明できる」とはどういうことか?/ 湖のプランクトンの多様性が維持される理由 ほか)

【著者紹介】
長谷川英祐 : 進化生物学者。北海道大学大学院農学研究院准教授。動物生態学研究室所属。1961年、東京都生まれ。子どもの頃から昆虫学者を夢見る。大学時代から社会性昆虫を研究。卒業後は民間企業に5年間勤務。その後、東京都立大学大学院で生態学を学ぶ。主な研究分野は、社会性の進化や、集団を作る動物の行動など。特に、働かないハタラキアリの研究は大きく注目を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ニッポニア

    実に面白い、追いかけたい学者さん。以下メモ。証拠を示して否定するということが原理的にはできない仮説。点突然変異によって自然選択にかかる遺伝的変異が供給される。放射線を浴びると突然変異率が飛躍的に上がる。進化を駆動する原理は一つではない、遺伝的浮動と自然選択。環境で競争すれば必ず勝つタイプが実際負けるのは、進化が環境との相互作用の結果によって増減するため。進化には方向性がなく、その環境にあったものが生き残ることで進化が起こる。働かない蟻がどの集団でも存在するように、多様性が人類を生命を支えている。

  • たまきら

    読み友さんの感想を読んで出会った本です。この本の何が素晴らしいって、結論に至るまでの思考のプロセスや、実際に科学者がとった行動が丁寧に描かれているところです。だからこそ理解も深まるし、読み物として面白い!ウィルスとミトコンドリアの章は特に好みで、私たちが一つの体の主のような顔をしていても、実は大きな共生体でもあるという事実をまた違う説明の仕方で納得させられた感じでした。

  • naka

    進化論のこれまでの歴史、今、議論されていること、そして新しい要素として時間や空間を考慮した進化論が実例をあげて考察されています。途中ちょっと難しいところもありましたが面白かったです。

  • Go Extreme

    進化論の誕生: 神の御業を見よ―進化論以前 ラマルクの用不用説 ダーウィンの冒険とフィンチとゾウガメ 自然選択の発見 神の存在 進化論の現在: 遺伝の発見 「総合説」の誕生 連続と不連続  選択と連続性 共生と進化 適応万能論は思考停止 中立説の出現 進化の原理と一神教 進化論の未来: 進化のレベル―遺伝子、個体、集団 「説明できる」とはどういうことか? 共存の力学 カブトエビの危機管理 適応度と時間と未来の進化論 今やるか、明日やるか 短期的効率と長期的存続 一神教と多神教

  • toshibo

    進化というと何か優れたものに変化することのように思われるが、そうではありません。ダーウィンの自然選択説によると、進化と退化には何ら差がないのだそうです。全ての適応は自然選択により、環境に応じた形で生じるんですね。道理で、私たち人間の体なんかヘンテコなつくりになってるんだと納得させられます。最初から最後まで飽きることなく読み進めることができる楽しい本でした。

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