Product Details
ISBN 10 : 479767332X
Content Description
お説教じゃなんにも変わらない。
できないことは、できない。
そこから考えの筋道を立てること。
──糸井重里
すべての政治が失敗する理由は<進化>にあった!?──糸井重里氏も絶賛。知的スリルに満ちた対談書
「美しい日本」「女性活躍」など空疎な言葉が並ぶ昨今の日本政治、はたしてこれでいいのか!?
何ごとも「心がけ」や「思いやり」が第一とされる昨今の風潮はこれで大丈夫なのか!?
誰もがモヤモヤと思っていることに、社会心理学者である山岸センセイと、進化学者の長谷川センセイが、最新の脳科学、進化学、社会学、心理学を駆使して切り込む痛快対談。
最初から最後まで<目から鱗>の連続となることを保証します!
本書の目次より
第一章 「心がけ」「お説教」では社会は変わらない
第二章 サバンナが産み出した「心」
第三章 「協力する脳」の秘密
第四章 「空気」と「いじめ」を研究する
第五章 なぜヒトは差別するのか
第六章 日本人は変われるのか
第七章 きずなと思いやりが日本をダメにする
著者略歴
【山岸俊男】1948年生まれ。愛知県名古屋市生まれの社会心理学者。北海道大学教授、東京大学特任教授を経て、一橋大学特任教授。文化功労者。2005年10月より日本学術会議会員。
【長谷川眞理子】1952年生まれ。東京都出身の人類学者。総合研究大学院大学教授、放送大学客員教授、国家公安委員会委員。専門は行動生態学。同じく行動生態学者の長谷川寿一(東京大学教授)は夫であり、夫婦による共著も多い。
【著者紹介】
長谷川眞理子 : 1952年、東京生まれ。行動生態学、進化生物学者。東京大学理学部生物学科卒業、同大大学院理学系研究科人類学専攻博士課程単位取得退学、同理学博士。タンザニア野生動物局、東京大学理学部人類学教室助手、専修大学助教授・教授、イェール大学人類学部客員准教授、早稲田大学政治経済学部教授を経て、総合研究大学院大学教授(先導科学研究科)。野生のチンパンジー、イギリスのダマジカ、野生ヒツジ、スリランカのクジャクなどの研究を行なってきた
山岸俊男 : 1948年、愛知県生まれ。社会心理学者。一橋大学社会学部卒業、同大大学院社会学研究科を経て、ワシントン大学で博士号を取得。ワシントン大学助教授、北海道大学教授、玉川大学教授などを歴任。現在は一橋大学国際経営戦略研究科特任教授。北海道大学名誉教授、文化功労者。社会的ジレンマや利他行動(互恵性)についての実験研究を通して、自然科学と対話可能な社会科学の構築に努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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テツ
読了日:2020/03/07
おおにし
読了日:2017/12/31
トムトム
読了日:2023/03/26
bakky
読了日:2017/03/21
Tai
読了日:2020/04/11
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