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八雲の妻 小泉セツの生涯 潮文庫

長谷川洋二

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784267024740
ISBN 10 : 426702474X
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

今秋のNHK連続テレビ小説「ばけばけ」の根幹を成す一冊!
2014年5月に今井書店から刊行された同名評伝の文庫化。本書は今秋10月から放送予定のNHK連続テレビ小説「ばけばけ」制作のための根幹を成す資料の一冊となっている書籍。島根・松江でラフカディオ・ハーン(小泉八雲)と出会い、「耳なし芳一」「雪女」などから成る『怪談』などの再話文学を支えた妻・小泉セツ。没落した士族の家に生まれながらも、ハーンと共に困難な人生を歩み、支え合いながら生き抜いた彼女の生涯を、豊富な資料をもとに描かれた唯一無二の評伝。同書には夫・ハーンとの生活や思い出を綴ったセツによる回顧録「思ひ出の記」やセツによる「英語覚え書帳」も収録。

【著者紹介】
長谷川洋二 : 歴史家。1940年新潟市生まれ。新潟大学人文学部で史学を専攻、コロンビア大学のM.A.学位(修士号1974)・M.Ed.学位(1978)を取得。一時期会社員、前後して高等学校教諭(世界史担当)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • coldsurgeon

    朝ドラ「ばけばけ」の土台となっているという。小泉セツとラフカディオ・ハーンとのめぐり合い、人生の伴侶しての物語である。セツは八雲の妻と言われるが、彼女自身に物語を楽しむ心があり、それが八雲の再話文学としての創作を生み出す力になったのだと思う。古き日本を愛しすぎた八雲ゆえに、多くの怪談は世に残り、日本が持つ美意識を世界に知らしめたのだ。朝ドラを追いかけながら、本書の内容を思い出そう。

  • yukako

    ラフィカデオ・ハーンの妻の小泉セツの生涯を資料に基づいて記述した評伝です。 朝ドラの最初の方でも描かれていましたが、江戸から明治に時代が変わって、武士が生き残りをかけて適応しようとするが、多くは没落して食べる物にも困っていた様子が資料を用いて説明されています。今でも英語圏の人と会話するのは簡単でないのに、当時の二人がどのように意思疎通を図っていたのかは興味深く読みました。文庫版のあとがきに、セツの曾孫による朝ドラのヒロインの名前の由来など記されていて、ドラマを見ている人なら楽しめると思います。

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