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オレたちのプロ野球ニュース 野球報道に革命を起こした者たち

Choichi Hasegawa

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784198643737
ISBN 10 : 4198643733
Format
Books
Release Date
March/2017
Japan

Content Description

76年から94年まで、18年間にわたってお茶の間にプロ野球の魅力を伝え続けた『プロ野球ニュース』。初代キャスターを務めた佐々木信也の軽妙な司会によって、番組はすぐにフジテレビ深夜の看板番組に成長。当時はほとんど報じられることのなかったパ・リーグの試合も含めて、すべての試合を均等に、という方針により、日本のプロ野球文化発展、ファン拡大に大きく貢献した。この番組がもたらしたものとは?当時の関係者の証言で綴っていく。

【著者紹介】
長谷川晶一 : 1970年5月13日生まれ。早稲田大学商学部卒業。出版社勤務を経て、2003年にノンフィクションライターに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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プロ野球ニュースの歴史を佐々木以前と以降...

投稿日:2021/06/19 (土)

プロ野球ニュースの歴史を佐々木以前と以降に大別して描かれた名著。無いところから、今のスポーツ報道を作り上げた歴史が生き生きと描かれています。今でもCSでやってますがせめてBSで、地上波でやっても他のくだらん番組より視聴率とれるのではないか?

watatak さん | 兵庫県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • きみたけ

    「プロ野球ニュース」懐かしかった😄今はスポーツ全般の番組に変わってしまいましたが、当時はプロ野球12球団の話題を取り上げてくれる唯一のテレビ番組でした。大学生の頃からよく見ていて、中井美穂アナ・福井謙二アナ・西山喜久恵アナ・木佐彩子アナが担当していたのを覚えています。アナウンサーと野球選手のカップルが増えたのも「プロ野球ニュース」のおかげですね。

  • fwhd8325

    あの頃のプロ野球の結果は、5分枠で、正味放送された時間はわわずかだった。「プロ野球ニュース」が始まった時の衝撃は、ものすごかったのです。プロ野球全試合の結果を充分な時間で伝えてくれるのです。わくわくしながら見たものです。佐々木信也さんを初め、名だたる解説陣は、本格派でした。その後、改編を重ねていくうちに、次第に関心が薄れていった経緯もよく書かれています。愛すべき番組「プロ野球ニュース」へのオマージュであると同時に、今低迷しているフジテレビの課題も見え隠れする興味深い内容でした。

  • tetsubun1000mg

    今年の本の雑誌社「文庫王国」で紹介されていたので選んだのだが大正解! 読み始めたら止まらず、夜中まで読み進めてしまい寝不足。 プロ野球ニュースが始まったのが1976年、佐々木信也さんの声と顔はよく覚えている。全国中継は巨人戦ばかりだった時代にセ・パ両リーグの全試合を報道していたのは大変意義があったと思います。 当時のダイエーホークスの山本和範選手を知ったのもこの番組だったと記憶する。近鉄をクビになるもバッティングセンターで仕事をしてホークスに入団。レギュラーを掴み泥臭さと勝負強さで心に残る選手だったなあ。

  • 遊々亭おさる

    1976年、深夜番組の視聴率を独占していた『11PM』の牙城を切り崩すべく世に出た『プロ野球ニュース』は従来の巨人一辺倒のプロ野球報道とは異なり、日陰の存在だったパ・リーグの試合も均等に扱う構成など当時の常識を覆す革新的な番組作りで一躍人気番組へと登り詰める。『珍プレー・好プレー』などの名物企画も生み出しながら歩んだ25年の歴史を関係者の証言で振り返った一冊。野球報道革命を起こした番組も時代の波には抗えず地上波から姿を消した。人の興味も多様化する時代、今のBSでの放送が番組にとって最も収まりが良い場所か。

  • 鷹ぼん

    初回放映を覚えている。南海ファンだった僕には画期的な番組だった。関西テレビでは「パ・リーグアワー」というパ・リーグ戦に特化した中継もやっており、在阪パ三球団のファンには、それに次ぐ関テレの快挙だった。今でも「スポーツニュース」を「プロ野球ニュース」って言ってしまう人がいるけど、それほどに野球ファンのみならず一般にも認知されていた番組。ひとえに佐々木信也と番組作りに携わった人たちの功績だろう。著者が言うように「佐々木信也の野球殿堂入り」と願う、50年来のパ・リーグ一筋の野球ファンの読後の感想である。

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